自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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今を生きる=「機能として見る」ということです。


多くの人の多くの場合、行動の基準になっているものは過去です。

過去大きな負の感情を得るなどして自分で作ったメカニズムがあり、
そのメカニズムを避けるために自分で作った思考・行動のパターンを繰り返し・・・・習慣になる。
習慣になると「それが当たり前」「そういうもの」として無意識行動となる。
これがメンタルブロック

ともかく行動の基準がネガティブを避けるように、自動的にそうなっている。

負の感情を伴わず、
ただ生きてきた過程の中でうまく行くためにはこれこれこうしなければいけない・・・というMUST。
社会的にこうやれば上手くいくとか、人間関係的にそうあれば認めてもらえるとか、
自分の素を殺して、対外的にうまくやっていくために身につけた習慣が処世術マインド

ともかく行動の基準が社会的・対人的にうまくいくように、自動的にそうなっている。

この2つは自分の素を制約する2大条件なのだけども、
どちらも学習によって築かれたパターンで、
なので過去に生きている人の代表的なケース。

無意識で自覚なく、そういうものだとしてやっているのでなかなか気がつけないという意味で厄介。
自分の無意識の行動を意識化して、本来の自分が求めるあり方に立ち返るしかない。

過去を基準に生きているというのは、
感情、経験と学習を伴う無意識の習慣によって自分を運んでいるということ。

未来に生きている人は、よく足下が見えないという言い方をするけども、
未来志向の代表的なのは目標を設定するという考え方。

目標は遠ければ遠いほど、大きければ大きいほど達成が困難になる。
同時に、遠く大きいほど現在の自分がおろそかになる。

未来そのものが、今日の積み重ねによる明日のスタートでできているので、
目標が遠く大きいほど、現在不在の未来系・・・・夢想で今を歩いていることになる。
幽霊っぽい。
地に足がついていない。

未来に生きる人のもうひとつ、大きなパターンは
過去に生きている人が、暗い過去に見切りをつけて明るい明日を手に入れるため、
過去の克服した状況をバラ色の未来として手にしようとするケース。

未来を向く基準が過去にあり、過去の基準がネガティブにあるので
どれだけ前向きにポジティブにやってもムダ。
そもそも昨日のための明日という考え方が今日不在

未来志向のほとんどで、今日の不在が起こっていて
今日不在の目標のほとんどが無惨無意味に散っていく。バラ色どころの騒ぎではない。

過去の基準は負の感情対外的学習
未来の基準は目標過去の克服
どちらも今日不在。

今を生きるというのは、自分を機能として見るということ。

自分はどういう作りになっていて、何ができて何ができないか。
何が得意で何が苦手か。
仕事で、家庭で、コミュニケーションで、1人でボーっとしているときに、
どんな機能を持ち合わせていてどのように使うのが適切なのか?

「今」という過去と未来の間の時間は、厳密にいうと存在していない。
一瞬の連続が続々とつながっているので、
今を生きるを考えるときは時系列がない
なので、昨日のことも明日のことも考えない。
ただ単純に機能として今できること、やることの効果的な使い方だけを追求する。

昨日のことを考えないというのは、パターンや習慣すら無視するということで、
ブロックや処世術マインドにも縛られない。
過去やったことがないというのも理由にならない。
ただただ機能として自分をどのように運ぶかだけを取り入れる。

明日のことを考えないというのは、
上手くいくこと上手くいかないことを考えないということ。
期待も不安も抱かない。
ただ目の前のことに集中して、結果を想定せず機能をフル発揮することに集中する。

今日不在の人が圧倒的に多い。だからうまくいかない。
自分をいち機能としてみて、何の期待も不安も抱かず、パターンにも支配されず、目標なく進める・・・
ということ自体に大きな抵抗を示す人が多い。
だからうまくいかない。

まず今日不在をやめる。今を生きる。
自分を機能として上手く使う。ただ目の前のできることをやっていればいいというものではない。
自分の素や資質を存分に使う。

その上で、過去のブロックやマインドによる習慣を手入れする。
無意識にあるものを意識化して、習慣の上書きをする
自分の今に適切な上書きとして新しい習慣を身につける。

今を生きると未来を取り入れて良い余裕が少しずつできてくる。
小さく達成できる目標と、自分だけが達成できる目標を採用する
半歩明日を今日から得る方法を取り入れて習慣化する。

これで現在地を基準にした、自分を上手く使える方法がトータルで完成する。
今さえ生きていればいいというのは、これも自分に対する責任の欠落で、
「今を一生懸命生きている」という物事を使った正当化、いいわけ。
だいいち、今を一生懸命生きるなんて当たり前。今を生きるのは機能を有効に使っているかどうか。

この全体像ができてくると、今日使える機能が更新されたりする。
そうなったらまた、
今日を機能として有効に使い、過去のパターンを見直して上書きし、達成できる目標を設定する。
これを繰り返すことで全体的、統合的に自分を上手く使う道筋ができてくる。

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