自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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何を踏み出すか、の前に【捨てる】こと

こちらは2009年1月12日に掲載されたコラムです。

【捨てる】について書いてみようと思います。

松原靖樹のミニセミナー・ログ  

多くの人は「目標設定」こそかなり意味があることだと感じていると思います。

僕は「目標設定」には意味がないと思っています。

正確には短期目標なら意味があるけど中期以降は意味がないと考えています。

なぜなら、

目標はこれま培った自分そのものと、
外の環境のマッチングによって生まれる
からです。

自分のことは自分でコントロールできるように思いがちですが、

それだって自分のことをよく知っていなければ思い通りにはなりません。

実際に「日々のことが思い通りになっていない」人が多いとは思いませんか?

「外の世界」のことはもっと、自分の思い通りにはなりません。

たとえば身近な人を1人思い浮かべてみてください。

その人を変えることは限りなく困難なはずです。

まして自然現象や社会現象の変化には、私たちは対応するしかありません。

だから目標はそもそも設定などできません。

できるのは

自分の特性と、過去の流れから指針を立てること

だけです。

指針を立てたら

現在をベースにしてせいぜい2,3か月の短期目標を設定します。

短期目標は半年~1年後にフィードバック分析を行って、どの程度一致したかをよく見る

ようにします。

こうすることで短期目標をスムーズに達成する自分ができてきたら、

短期の積み重ねで中期、長期と指針に近い自分を創っていくことができるようになります。

と、書くと

行動的、前向きな方はすぐにそれを実践しようとするかもしれません。

そのほとんどの場合でうまく行きません。

松原靖樹のミニセミナー・ログ  

なぜなら【捨てる】ことを行っていないからです。

「行う」前に「まず捨てる」。これが考え方や行動の基本になります。

古い習慣や情報によって畑を耕しているのに、

新しい種を蒔いてうまく芽が出るとは限りません。

【捨てる】ものは何かというと、うまく行っていないものではありません

うまく行っているものの中から得られる成果の少ないものを捨てます。

捨てる捨てないというのは成果基準です。

うまく行っていないものの中でも成果を生み出さないものは捨てるし、

同時にうまく行っているものから成果の度合いの少ないものをやはり捨てます。

僕の場合は今年動き出すに当たって、ビジネス系のセミナー

   ・小規模事業者のマネジメントセミナー

   ・3つの無料ツール戦略セミナー

   ・駆け回らない営業を作るセミナー

   ・合宿で行うマネジメント理論セミナー

を捨てることにしました。(正確には保留。要望があればお応えします)

うまく行っているものを捨てるには勇気や覚悟、または思考の転換が必要です。
(慣れるとそうでもありません)

思わずくよくよ悩んでしまいそうなら、

1年の転機には今やっていることの最低でも20%は捨てる、

と覚えておくといいと思います。

成果が同等でどれを捨てていいのかうまく判別がつきにくい場合は、時間測定をします。

3~7日間自分の仕事の時間割り振りを5分や10分という短いスパンで記録します。

まとまったものを見返して、

成果を出しながら無駄な時間をより多くかけているものを捨てます。

捨てるのは僕のように「保留」でもいいし、文字通り「捨てる」というのでも構いません。

あるいはお金を払って専門家に投げてしまう「アウトソース」もあるでしょうし、

経営を行っている人なら専属の部署を作って仕事を「任せる」という方法もあると思います。

最も単純で早いのは、やはり「捨てる」ということです。

まず【捨てる】からスタートする。物事をスムーズに軌道に乗せるひとつの考え方です。

前話: 身体と精神を整える日 ~精神の方

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