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信頼と信用は違います


こちらは2009年12月21日に掲載されたコラムです。

信頼系記事シリーズ。全3話です。

 信頼と信用は違います (この記事)
 理解のない信頼はありません 
 信じないと疑うは違う



信頼は人間によって築かれます。信用は行為によって作られます。


信頼を築くために必要なことは人間性を高めたり、一個人として確立したりなど色々とあると思いますが、

真摯さを身に纏うこと以上に良い方法はありません。

信頼を得ようと思ったときに考えることは、人としてどうよ?ということです。


表面上見える、賢そうとか優しそうとか、実際に少し賢いとか優しいとか、

笑顔がステキとか行動力があるとか、人から好かれているとかお金持ちであるとか、

そういうのは一切全然、これっぽっちも関係ありません。


信用はもっと身近なことです。

信用を得るためには、行為行動によって人との関わりに役立ったり、価値を生み出すことです。

信用を考える時に必要なことは、何ができるよ?ということです。


できることというのは、仕事でも実績でもいいし、スキルや技術でも構いません。

上達、熟練しているほど信用度は増します。

賢いとか優しい、コミュニケーション力があるというのも信用につながります。

信用は主に人間関係の関わりの中で培われます



   だから。多くの人は信頼ではなく信用を得ようとします

   その結果失敗したり、不幸になったりします。



人が信用を得ようとする理由は、人が社会的動物だからです。

自分が何ができる人間か、どういう人間かということを示して、認めてもらう必要性欲求もあります。


だから、認められていない、受け止められていない、許されていないと感じると(実際よく感じる)

早くその状態を解消したいので、行為行動によって信じてもらおう、信じてもらえる人間になろうとします。

マイナスの状態を脱却するために、自分は役立つ人間であるということを証明しようとすることがよくあります。


そして、悪循環なのが

この方法によって一度認められ、受け止められ、許されるという快感を味わうと

これこそが「自分の役割で価値観で使命で生きてきた意味だ」と勘違いしてしまいます。

一番簡単な例は、資格やスキル、技術を習得したり駆使して人に役立とうとすることです。


信用は後から積み重ねて、社会生活をスムーズにするもの、とも言えます。

これを、信用(こそが信頼であって、それ)があればいち人間として幸せで安泰だ、などと勘違いしないことです。

信用によって支えられている人は、その信用が崩れただけで容易に人間関係が終わります。

仕事ができなくなると会社に捨てられる、なんていうのが代表的なケースです。

(会社側に信頼があるかどうかは別として)


信頼を考える時に大事なことは、何もできなくてもただ存在しているだけで良いか?ということです。

人として、誠実な心を持っているか・・・持とうとしているか、隙があればウソやごまかしをしようとするかしないか。

人を尊重して認めることができるか、とはいえ自分というものを信じて自分で自分を認められているか。


そういうことを自分の中で培っているかどうか、が

結局は人をして信頼に足る人物であるかどうか、ということになります。

社会性や関係の必要性から何かをやることではなく、

そもそもそういうふうにできている、かどうかということです。


例えば極端な例だけど、殺人事件の容疑者となったときに

これまで信用で支えられてきた人は

「あんな人だとは思わなかった」「人として終わったね」などとなるのに対して、

信頼によって関係してきた人は

「あの人はそんな人ではありません」「万が一そうだとしても、それなりの理由があったはず」などとなります。



信用を一生懸命考えて行動する人は実際に多いです。

が、一度立ち止まって本当にそれでいいのか?と問いかけてみることです。


信頼を得ようと思ったら長期的に地道に積み重ねる必要があります。

見栄えよく、認めてもらい、実力をつけることに必死ならなおのこと、

その行為をなぜやっているのかよく思い返して

人としてどういう人であるのか?にチャレンジした方が、結局は人生の潤いになるんじゃないかと思います。


この記事を受けてブログ記事書いてくださいました。

 ★ 信用と信頼の違い(^∇^) ★ 
 信頼と信用について 気づいたこと



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