自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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優しさ資質02 心の声を殺し、惑わせる3つのワナ


【優しさ資質】
 優しさ資質01 心の声とは?
 優しさ資質02 心の声を殺し、惑わせる3つのワナ (この記事)
 優しさ資質03 優しさ資質4つの切り口
 優しさ資質04 4つの優しさ資質を軸にした29の心の声を聞く
 優しさ資質05 資質を生かす


心の声を殺し、惑わせる3つのワナ

心の声は「先天的に備わっている心の個性」のこと。

ところが「心の声を聞きましょう」とか
「心は何と言っていますか?」

自分で自分に質問をしたときに、
つい誤って考えてしまうものが3つある。

ワナ1
ほとんどの人がほとんどの場合でやっているのは、
「欲求」と「好き嫌い」を確認すること。

「これは本当にほしいだろうか」
「それは本当に好きなの?」

こういう質問は【欲求と好き嫌いをはっきりさせるだけ
心が本当に求めているもの、
心から自然に湧き上がってくるものは無視される。

「欲求」と「好き嫌い」で自分の心を判断する癖をやめること。

ワナ2
「学習による心の反応」に惑わされると、
本当の心の声がわからなくなる。
後天的に身につけた心理が学習による反応。

人との関係、社会との関係で生まれてくる、
特に「恐怖と不安を避けようとする」心理は、
その人の個性ではない。
人間性や社会性に関わること。
(だから心理学をいくら勉強しても自分の心の声はわからない)

「自分はこういう人間でありたい」(なぜなら周りがそうだから)
「本当に出世したい」
「本当に結婚したい」
(なぜならそれが上手くいくということだから)

こういう心理は個性ではないので、
心の声が反映されない。
心理学でいうところの「二次的欲求」の表れでしかない。

ワナ3
「道徳」によって心の声は殺されてしまうことがよくある。

道徳は社会文化から生まれるので、
何を良しとするかは国や種族によって異なる。

道徳はまた「理想的なあるべき姿」なので、
それを多くの人が「正しい」としており
だから自分は「間違っている」と考えやすいものになる。

一度間違っていると思ってしまったら、
修正しなくてはならないので

心の声を無視して、道徳的行為、道徳的心情、道徳的思考を身につけてしまう。

たとえば信号を渡れなくて困っているおばあちゃんを見かけたときに、
心から「助けたい」と湧いてくるかこないかは個人差がある。
「おばあちゃんなど見えなかった」という人もいる。

ところが、
「そういうときは助けるものだ。助けないヤツは人間じゃない!」という
道徳的文化があると
【心から湧いてこないのに助ける】というようなことが起こる。

これが心の声を殺す3つ目のワナになる。

この3つのワナに陥らないこと、が
心の声に従う前提作りになる。

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