自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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先に出せるだけ出す人であり続けること

こちらは2009年12月27日に掲載されたコラムです。

6月に書いたコラムから、「先に出せるだけ出す人であり続けること」をどうぞ。

ブログやセミナーでは、自分の経験中心のことを伝えることはほとんどないので さらに言うと、特に「想い」「気持ち」はその人の行動基準にしかならないので 極力書かないようにしています。

そんな内容のことをここでは(徒然なので)書いてみようと思います。

ブログのセミナーなんかをやっていると、よく聞かれる質問があります。 昔はメルマガや小冊子を作る人に同じ質問をされていました。 それが、

   「どこまで知識を出していけばいいんですか?」    「全部出したら誰も買わなくなってしまう」

というものです。そのたびに僕は、

   「90%は出してください」

とアドバイスしています。 その理由はここでは重要ではありませんが、買ってもらうためにも信頼を得るためにも 知識や情報はほぼ「丸出し」するぐらいの姿勢が正しい方向です。

僕自身はといえば、自分の知識と情報を出し惜しみしたことがありません。 それは売れるとか信頼とかとは全然別のところにあります。 一時期3年ぐらい「これは貢献だ」なんて呼んでいましたが、 実のところそういうわけでもありません。

売れなくても信頼されなくても、貢献にならなくても出すもんは出す。 そういう感じの姿勢です。 生きていく上での態度というか。

世の中とか社会を泳ぐ上での戦略とかそんなんじゃなくて、 「今」まさに人が自分に何かを求めている。 『それに対してあなたはどうする人間ですか?』ということなのだと思う。 利害、人間関係、影響なんて関係ないんじゃないか? 自分が自分として生きていくうえで、「お前何ができるねん?」よりもはるかに、

   「お前、一人の人間としてどんな人間やねん」

が大事なんじゃないかと思う。 自分の外の世界でどうのこうの言う前に、そもそもどんな人間で どんな態度で「やってくる物事に取り組む」人か?ということじゃないか。

ビジネスの話でも聞かれればくまなく全力で答える。 お金をもらってももらわなくても答える。 (ただ、相手の求めるところが何かだけはよく聞くようにしている)

なら、お金払うだけ損じゃないかという考え方はやっぱり正しくて。 自分の中では責任の重さ、重要視するかどうか、声をかけられて飛んでいくかどうか というところでバランスを取っている気がする。 結論は重視するけど、契約している場合は必要ならプロセスにも時間をかけるし。

こんなことを書くと契約減るかもしれないけど、そんなことは全く問題にならない。 経済活動の前に社会生活があって、社会生活の前に自分のありようがある。 そこにウソついて生きて行きたいとは全く思わない。

ただ、依存する人、自分で立とうとしない人なんかには厳しくて そんな人には全然まったく、何かを出して行こうとは思わない。 むしろ積極的に扉を閉じる感じで。 そういうオーラはたぶん出ているから、そういう人は寄ってこないんだと思う。

よくたとえ話で言うのは、

   今あなたが付き合っている人(や配偶者)が    運命の人じゃないとわかりました。

   3ヵ月後に別れると完璧完全な予知が出ました。    で、どうしますか?

というやつ。

そこで、「運命の人じゃないなら一生懸命やってもしょうがないじゃないか」 「やる気なくした」という『いち人間』なら、 僕はそんなのとは付き合いたくないし、そんな人間には決してなりたくない。

運命とか未来とか知るか。 やるんだよ。ただやるんだよ、って、そういうことなんじゃないかと思う。 そもそも生き方怠ける人間に運命の人出てくるのか?

これは仕事にも言えることで。 自分のやりたい仕事じゃない。職場環境が厳しい。 僕も長いことそういう状況下にあったし、そりゃサボることもうまくしのぐことにも 頭を使ったし、実際にしたこともある。 でも、それでもやるってことをしなきゃ人間失格(by太宰治)でしょ?

辛い時期は未来に夢を持ってやったり、文句を言って発散したりすることもあるし 空虚なときは虚しい気持ちを抱えながら生きてる意味わからなくなることもある。 でも、ただやる。 一生懸命やるんじゃなくて、ただやる。 怠けることやサボることも含めて、空見ながらボーっとすることも含めてやる。 今できることで、今しかできないことで、 できれば「自分でなくてはならないこと」をやる。

そうでなきゃ、君「何」よ?という話じゃないのか?

ニュアンスが難しいのだけど、積極的にとか一生懸命じゃない。 成長なんかしなくてもいいし、目標を持たなくてもいい。 今日、自分がやることをやるっていうこと。 それはスケジュール帳に書かれたことじゃなくて、今日のこと。今のこと。 その積み重ねだけが自分を作っていて、 どのような自分が作られるからどう過ごすとかじゃなく、 怠けることも、空をボーっと見ることも、たまに頑張ることも含めて 今、生きていて、今日自分にだけできることがある。ことを、やる。

生きる、って言ってもいいかもしれない。

それを落とし込んだら(人それぞれ色々な形になると思うけども) その形のひとつが『先に出せることを出せるだけ出す』ということじゃないかと思う。

人間のできることなんかほんのちっぽけで高々知れているのだから 「無駄」だとか「役に立たない」とか、「儲からない」とか考える必要はなし。

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記を見たら、 自転車や戦車やヘリコプターがデッサンされていて、 そんなものは時代的に無用の長物で役に立たないんだけど、 それが時を越えてまでも人に感じるところ、思うところを伝えている。

ってことは、自分たちにもできるんだから、やる。

つい最近、フィードバック会のシートである人の強み分析をしていたら 「平穏に過ごすことができる」という種類の強みがあって、 そういうのは少なからず「つまらない人生」だと決めてしまいがちだけども そんなふうに穏やかに生きることができる人というのはもうそれだけで素晴らしくて 生きりゃいいんだよ、何の文句があるんだ?不満足なみなさん、みたいな そんなことが実際にある。

最近ミツバチとかアリとか、そんなことを学んでいるからかぶれているけども、 言ったら脳が極端にないのだから、バカなわけですよ。ハチもアリも。 なのに、生きていて、役割をこなしているだけでものすごい組織ができてしまう。

「つまらない」って感じないからじゃないの?みたいなのは、人間の知覚の問題で 中にはあまり働かないやつがいたりとか、過剰なヤツもいるわけです。 そういうのも含めて、やることやって、それでなんか知らないけど 組織やら蜂蜜やらできてしまって、アリの巣は15年も持ったりとかする。 当然進化して子孫も残す。 脳がないだけじゃなくて、感情が欠落しているだけでもなく、 そこには使命も理念も生きがいも、知覚も概念もない。ただやってるだけ。

人間をハチやアリ(という下等生物)と一緒にするなって思うかもしれないけど、 実際問題たとえばアリは世界中に分布していて、すごい繁殖力と生きていく知恵があり、 対環境で見たら人間よりも生物としては優れているという考え方もある。

こういうことってすごいことで、 そのはじまりはやっぱ「生きている」「ただやる」っていうことにある。

だからどうと理由づけはしないけど、ともかく少なくとも僕は 自分が出せるものを出していく行き方でやっいきたいし、実際にやっている。やってきた。

と・・・熱い系をやってしまった。 最後の方どこ向いているかわからんが。。。

僕は基本「成果重視」なので熱くある必要はないと日ごろから思っているし、 実際にそういう事実もよくあるけど たまにはグッと書いてみて、なんとなくいい感じがします。

ただ、もしこれを読んで心に来た人がいたら3日は寝て忘れてください。 4日目の朝に覚えていることがあれば、それはきっと自分にとって大切で 覚えていることがなければ、自分にとっては無用だったということです。

言っていることの熱量や正しさで判断するんじゃなくて 自分にとって正しく必要かどうかで判断してもらえればと思います。

  そんな感じで。 いつも締めが悪いが・・・。

まぁ、こんな感じでくどい長文スタイルです。

他にもくだらない話とか、どうでもいい話もちゃんと?あるので、

良かったら読んでみてください。

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