自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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具現化するということ


左脳の損傷が起こると、時間や空間との境目が認識できなくなってそれはもう・・・

宇宙と一体になれるわけです。

右脳の機能というのは今と幸せをになっているから(乱暴にまとめてるけど)

左脳が働かなくなった時点で、悠久の幸福感に支配されて恐れも不安もなくなるという極楽状態になる。

悟りを開きたいとか、高次のなんたらとつながりたいとかなら

左脳を損傷させればそれでよし、ということです。

が、人間の構造はそういうふうにはできていない

なんで左脳があるのか?

理由が分からなくても左脳はある。人間として左脳を構造として持っている。

んなら使うためじゃね?ということです。

左脳があるために、起こっていることのひとつに境界線を判別するというのがあります。

皮膚と空気・・・物理の境界線。

今と過ぎ去った今・・・時間の境界線。

などなど。

左脳の働きが低下、死滅してしまうと

自分と他人、自分と世界の境界線が一体化してしまって

俗に言うところの「人はみんな根っこでつながっている」とかいう状態に、なる。

それを左脳が機能として境界線を明確にしてくれている・・・・

・・・・ことが本当はどうかではなく、実際に機能としてそうやっている。

人は見えるもの、聞こえるもので判断せざるを得ないから、

もしかしたら本当に自分と他人と世界は一体なものなのかもしれないし

(それを左脳が知覚という武器で無理やりわけて認識している可能性あり)

もしかしたら全ては完全分離しているのでひとつとしては考えられないのかもしれない。

(右脳が知覚という武器で無理やり全ては一体と認識している可能性あり)

はたまた人間の脳では処理しきれない、違う実態が世界であるかもしれない。

ま、ようはよくわからんのだよ世界はということ。

よくわからん世界を実はどうか?と言ってもしょうがないので、

人としてやっていくからにはこれもう、右脳も左脳も使わないとね・・・・ということです。

右脳も左脳も間違っているとしても、

ともかく人はそういう世界を認識して知覚しているわけです。

よくわからんものを分かるように形にしている脳の力で

これを具現化といいます。

人に脳がある以上、具現化する力は誰にでもある。

なんだけど、認識する(ための具現化)ことだけが脳の力でもない・・・・わけです。

ま、いろいろな機能があるとしても、

脳は今あるものを具現化して認識することもできるのだけども、

これから自分で具現化して作り出すこともできるわけです。これも脳の力。

たとえば設計図通りにビルを建てるなんていうのも具現化の力。左脳的力。

たとえば即興で心地よい音の組合せを作るというのも具現化の力。右脳的力。

既に脳という機能が備わっているのだから、世界に接するのにこれは使わざるを得ない。

世界を認識する機能としてまず使う。第一段階。

んで、その認識した世界で生み出せるものを生み出す。第二段階。

この両方が脳が持っている具現化の力です。

そして具現化の力は人間が誰でも持っている力で、

極端に言えば、その力を使うということが人間としての力を使うこと・・・だとも言えるわけです。

人間なら誰でも具現化の力を持っているのだけども、

人によって世界の捉え方は誤差や違いがあります

右脳が強い人は、人には見えないエネルギーが視覚情報として見えたり聞こえたいするだろうし、

左脳が強い人は、物質の構造や前後関係がおのずと理解できたりする。

だから、

右脳的に世界はエネルギーなんだよ。波動や共鳴が大事なんだ・・・というのは偏った考え方だし、

左脳的に世界は物質なんだよ、機能としての働きが大事なんだ・・・というのも偏った考え方です。

それぞれの人の知覚・・・・脳のどの構造が優れているか?の違い、ということ。

この誤差があるから、人によって捉え方と、生み出すものが異なってきます。

これを個性という。

つまり具現化される世界も、世界に具現化できる物事も人によって異なるということです。

自分が得意な具現化できる物事のことを資質的に、強み優しさと言います。

自分を生かして世界の中で上手くやっていこうと思うのなら、

自分が持っているオリジナルである強みや優しさに気がついてそれをうまく使っていくことです。

これは、言い方を換えると

自分が具現化できる物事が何なのか?ということを知って

具現化できる世界を広げること~脳の可能性を広げること・・・・知覚を広げる

世界に具現化できるものを作り出すこと~自分を有効に使う・・・・資質を生かす

の両方を行うということです。

知覚を広げるというのが、最近コラムに書いている多重的、多角的なことや見たいものの枠を超えること。

資質を生かすというのは、強みや優しさを形にしていくということ。意思と意図をサイクルすること。

必ず具現化しなければ生きている意味なし・・・なんては全然言わないのだけども、

自分らしくやっていこうと思ったときに、具現化するということを頭に入れておけば

スムーズに運ぶヒントにはなるんじゃないかと思います。

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