自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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分かると理解するは違う ~分かるシリーズ2


分かるシリーズ第2弾です。

【分かるシリーズ】
全ては「分かる」からはじまる ~分かるシリーズ1
分かると理解するは違う ~分かるシリーズ2 (この記事)
直感で分かる、経験で分かる ~分かるシリーズ3
分かることには意味がない・・・ある? ~分かるシリーズ4
本質をつかんでも、見えないものが見えても何の意味もありません


今回は「分かる」「理解する」の違い。

「分かる」「理解する」がどう違うかを説明するいい例が出産です。

男性は一生、出産を理解することはできても分かることはできません。

例え身近で見ていようが、一緒にその時間を経験しようが、

それは自分じゃない相手が出産を経験している場に立ち会うということしかできず、

決して分かることはできない。

絶対音感も同じです。

絶対音感は、一般的に幼少時に音楽を習い始めると身につくと言われていて、

どんなものが身につくのかというと、

「今の音はミとファの、ファ寄り3/4の音であってファではない」というような聞き分ける力のことです。

これも絶対音感を持ち合わせていない多くの人にとっては、

ファより3/4の音など世の中に存在しないも同然なので、

行っていることは科学的に説明もされているし理屈でも理解できるのだけども、

決してそれが何か?ということが分かる日はやってきません。

ただ、必ずしも体感を伴って分かる必要があるのではなく、

知っているという感覚を伴うことが分かることで

納得、筋道、原因と結果、経験との一致などを伴いことが理解するということです。

どちらかだけの場合もあれば、どちらもの場合もあります。

分かると理解するはモノが違うので、自分がどちらの判断をしているのか・・・ということを

その都度選別できていると物事の捉え方や見方が大きく変わる可能性大です。

例えば仕事のことで悩んでいるときに、

何を悩んでいるのかは、悩みの内容を分かっているのと、理解しているのでは大きく違ってきます。

分かっているのなら、あとできることは現実対応と感情対応だけだし、

理解しているだけなら、客観視点を持ったまま進めることができるのかそうでないか?を知ることが先になります。

大事なことは出産と同じで、

自分が物理的、実際的に分かることができるのか?ということを先に明らかにすることです。

それから、分かっている状態がどのような状態であるのか?ということを知っておく(分かっておく)ことも

極めて重要。

分かることができないことに取り組んで、わかった気になっているというのが

全ての諸悪の根源だと思って間違いなし!です。。。

分かることができない物事・・・理解するしかない物事が明らかになったら、

どのようなスタンスで自分自身にその物事を役立てていくか、

アウトプットはどうやるのか。

分かった状態に至っていないとき、自分はどんな風に進めていく人なのか。

そういうことをひとつひとつ丁寧に考えていけば、

大成功するかどうかは分からないけど、大きく失敗してしまうことは避けることができるようになってきます。

特に強みを発掘する専門家は、まず

分かると理解するの違いを知っておく必要があって、

ここを混同してしまうと、発掘する力としての強みがどのようなものかが分かっても、

その力がどこに向いているのか?ということがあいまいになってしまう可能性があります。

分かり方にはざっくり行って右脳的分かり方と左脳的分かり方がありますが、

(それは次回、第3回目で)

どちらの分かり方を使っているのかと同じぐらい、

行きつくところが「分かる」「理解」かを特定することも大切なことになってきます。

相手が「分かる」に適している強み使いなのか、「理解」に強い強み使いなのか。

そのあたりも気に留めながら強み発掘すると、精度が高まるかもですね。

次は直感で分かる、経験で分かるについて書きます。

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