自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

協会ビジネスぞっこん。


人気記事信者の目覚ましに続く、悪徳商法第二弾
先日大阪のセミナー中にトーク盛り上がったのでみなさんにご紹介です。

「信者の目覚まし」と同じで、
目を覚ますために使ってくださいね。


協会ビジネスの目的は、
なんと言っても抜けるに抜けられないアリ地獄を作ることです。
心理的にも構造的にも。

まず最初。
大事なことはとてもとても買いやすい商品を紹介することです。
そして協会ビジネスのメリットとして重要なところだけども、
「うちはシステムがしっかりしているとアピールする」ことです。

資格認定や熟練してる風の講師陣がいればなおよし。
そういうのは写真を使って、スーツとか着せて
ちゃんとしてる風でビジュアルイメージに訴求する

いかにもカメラマンに撮ってもらったという風が大事。

つまり風が大事
風よ吹け、嵐を呼べ!

んでもって、問い合わせや資料請求、
または無料の商品から体験することによって接点を持つことができたら
「個室で」「担当者が」丁寧懇意に話をする。

隔離空間で逃げられないようにするのが筋ね。
ヤクザの手法と同じなんだけど、
違うのは、その隔離空間がとてもおされで居心地がいいこと。

熟練した担当者は、自分から話をしない。
相手の話を聞く。聞いて聞いて聞きまくる。
そして、ここが重要なのだけども
その問題を解決するベストアンサーがうちの商品です!と決める。決めつける。

時間をかけて丁寧懇意に対応する
言い方を換えると、
相手が疲弊して契約するまで根気づよくやるのがチャームポイントよ

システムに裏打ちされた、信頼できる協会というのはつまり、
ベルトコンベアーに乗せた量産品製造所ということ。

量産品を作るために大切なことは規格で、
規格は精密で正しいかどうかではなく、
これこそが正義!と断定系で力強く訴えて決まる。

力強さと協会強度は比例する。

システムというのはお客が成長するための体制ではなく、
自分たちがざっくざく儲けるためのシステムになっている。
だから、上達するまでにコースは細分化して
すぐには結果が出ないようになっている必要がある。

大事なことはバランスで、
すぐに結果が出ない人の人数が多すぎると、やる気がそがれて退会になるので
大体1~3割がどんどん結果を出して上に上がれるようにする。

協会はこの「できる人」たちをロールモデルにして
または成功者としてまつり立てて、
「ああいう風になりたければ、今までの自分を捨てて頑張ろう」と囃し立てる。

このベルトコンベアーにうまく乗れば幸せになり、成功すると断言する。
断言の強度と協会強度も比例する。
内容の強度と協会強度は比例しない。

構造的なシステムは、他にもインストラクター養成講座とか、
インストラクターのレベルテストとか、
講師認定テストを毎年行ってフィーを取るとか、
ネットワークビジネスのシステムを採用してランク付けするとかがある。

内容と本当に関係ないが重要なのは、
その協会を運営する側の人間になるという肩書きで、
いよいよ特別な存在である!という心理的刷り込みを行う。

が、協会内運営者にもランクや序列を設ける。
簡単には上に上がれないようなシステムになっている。
協会はシステムが、大福よりも大好きである。

大事なことは、運営サイドに回ってもどこかでお金を回収すること。
例えば労働力によって回収する。安くこき使う

元お客出身の協会側人間は、協会のために命を尽くす。
そういう必要がある。
出なければモチベーションが低いとか、上から白い目で見られる。
それもシステムになっている。

だから、新規顧客に対して鬼のように真剣にクロージングし
協会内人間の中からスターを出して、
輝けるカリスマとして祭り上げ、そこを目指すという泥沼を作る。

もちろんそうなれる人は片手に数えるほどしかいない。

協会ビジネスのシステムで大事なことは、
片手のカリスマを頂点としたピラミッドを造ることにある。

そしてそのピラミッドは簡単に上れない構造であり、
かつ
段階がやたら多い上に、
支払い続けるような仕組みになっている。

ところが、支払い続けなければいけないのに
なかなか上に上がれないのならやる気が失せる。
はず、
なのだが、
そこは心理的システムがアリ地獄へうまく誘導する

まず、一緒に頑張る仲間を作りましょう
仲間ができたらもうだいじょうV
なぜなら、

たとえうまく上がれなくても傷を舐め合い、支払い続けられます。
もしうまく上がる人と上がれない人ができたら、
上がれない人を仲間が励ましてくれます。
うまく上がれるもの同士なら、うまく上がったことを喜び合えます。

協会担当者はこう言います。
すなわち。
できる人には褒め称えることと実利を。
できない人には叱咤激励と、ソフトな脅し。
例えば「あなただけそのままでいいのですか?」とか。
中ぐらいの人には、うまくいいペースで上がれる伴奏者として

「自分のことをこんなに思ってくれる人はいない!」
という状態を作り込みます。
相手の立ち位置に合わせて態度を変えるのがコツね。

仲間にしても協会担当者にしても、
自分がうまくできなければ相手を裏切ることになります。

そんな非人間的なことをするぐらいなら、
もっかい10万払った方がよくね?・・・の世界です。

しかしそんな中、協会システムに疑問を持つ輩が徒党を組んだりします

協会からすればそれもシステムのうち。
そやつらを犯人&反逆者に仕立てて、
上手くいっている人はもちろん、
迷っている人に協会への連帯感を高めるための道具として機能してもらいます

必要なら迷っている人のポジションを唐突に上げて心理を動かし、
むしろそういう「ダメな輩」の改修のための担当者にします。
つまり協会側サイドかつ責任あるポジションに任命します。

どのようにやっても、反逆者は出没するので
そやつらをいかにうまく出汁にして、
今頑張っている連中を啓発し、支払わせるかに注力を注ぎます。

大枠こんなだけど、これって懇親会とかでめっさ盛り上がりそうだな。

僕が最後に取り上げておきたいのは、
地位とポジションの使い方について。

肩書きには、歴史ある使い方がいろいろとありまして
例えば1回任命して役割が終わったら使い捨てる肩書き
有名無実な肩書き。例えば係長補佐とか。係長って補佐いらなくね?
名前は立派だが僻地へ追いやる肩書き
取引を有利にするためだけに使われる肩書き
人の上に立つ!心理を喚起する肩書き

こういうのって、政治の歴史でめっさ使われているんだよね。
権謀術数の世界で使われている利害の世界。

地位とポジション以外に、利益、信頼関係、励まし合う友人、
親切で信用できる教師、知名度、表彰、資格などなどを駆使して
そこから抜け出すとものすごい損する!
という陽炎の状態を作るのが協会ビジネスマスターの使命である。

ついでに言うと、
信者の目覚ましと併せて使うと効果倍増ね。

だまされないように注意してね~

トップに戻るボタン