自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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合理的思い込みを打開する2つの方法


こちらは2009年2月16日に掲載されたコラムです。

なんだか、急にこのことを書きたくなったので週初めからいきなり長文注意(笑)です。

合理的に考えて証明できないものや、
特に「目に見えないものを信じない」という考え方は視野を狭めます。

正しい考え方が自分を縛り、狭くして、抜け出せなくする代表的な例です。

「目に見えないものを信じない」という思い込みは、
実は合理的に外すことができます。方法は2つあります。

毒を以て毒を制す?両刃の剣?です。(ですか?)


可視領域、可聴領域という言葉を聞いたことがある人もいると思います。

可視領域というのは、
人間の「目」が捉えることのできる光の波長(周波数)の範囲のことです。

平たく言えば「人間の目に見えるもの」のことで、虹の七色の範囲内の色のことです。

松原靖樹のミニセミナー・ログ  

人間が目にすることができる光の波長には、
可視領域のほかに紫外線、X線、ガンマ線、宇宙線などがあります。

見えないからといって、存在しないわけではない・・・
むしろ見えるものの方がはるかに少ないということです。

可聴領域は人間が耳にすることができる音の範囲のことです。

音が波であることはよく知られていますが、
この波をキャッチできる範囲もやはり決まっています。

人間が聞き取れる低音の、最も低い音はピアノの左端の鍵盤だそうです。

だそうですが、この低音よりもさらに低い周波数の鍵盤4つを設置すると、

ピアノで奏でる音全体に深みが出るのだそうです。

松原靖樹のミニセミナー・ログ  

その4つの鍵盤の音は人間の耳に、「どれも同じ音」に聞こえるのだそうです。

一見設置している意味がないのに、可聴領域の音に実際深みが出る。

(低音の4つの鍵盤が)
どれも同じ音に聞こえるからといって、どれも同じ周波数ではありません。

よく言われている有名な話に、
誰もいないアマゾンの密林で木が倒れた時に音はあるのか?
というものがあります。

誰もいなければ「音」はない、しかし「音波」は存在するという回答です。

人間が判断できるものがないからといって、
自然現象や物理現象がないということにはやはりなりません。

目に見えない、聞くことができないなどの理由が「ない」ということにはならない
というひとつの考え方です。


もうひとつ別の考え方・・・
合理性で、
「合理的な判断」や「証明できないもの」を否定できないということを書きます。

科学の世界では「ある」ものを証明するよりも、
「ない」ものを証明することの方がより難しいとされているそうです。

ということは、「ある可能性がある」という考え方を否定することは、
ほとんどの場合できないということです。

だとしたら、回答はあるを前提としたあるとないの組み合わせになります。

たとえば、努力すれば成功するという思い込みにこの考え方を当てはめると、
4つの回答が導き出されます。

努力して  
・成功する
    ・成功しない    
  
努力しないで

・成功する
    ・成功しない

必ずいつも努力すれば成功するという考え方は可能性の一部であって、
成功法則ではありません。

そもそもこの考え方でいくと、成功法則などないということになります。

人間関係にも同じことが当てはまります。

好き
・だから、うまくいく
   ・だけど、うまくいかない     
      
 嫌い
・だけど、うまくいく    ・だから、うまくいかない

「好きだったらうまくいくんだ」「嫌いなのにうまくできるはずはない」
などの考え方は単なる思い込みです。

松原靖樹のミニセミナー・ログ  

ちょっと話がそれますが、
ポジティブ思考は無理な負荷をかけるだけで役に立たない考え方です。

もう少し正確に言うと、
思い込みの前提があるのにポジティブ思考を使ってもうまく行かないということです。

どういうことかというと、
「努力しなければ絶対に成功しない」「嫌いなヤツとうまく行くはずがない」
という思い込みを持ちながら、

だけどやらなきゃいけないから明るく考えてやろうとか、嫌いな相手のいいところを探そうとか、そんなことをやっても無駄だということです。

前提が間違っているからです。 合理的理由によって「物事はこういうものなんだ」と決めているものの大半は思い込みです。

まして「信じているからそうなんだ」なんていうのは、お話になりません。

信じていようがいまいが、
ある可能性があるということを否定することはわれわれにはできません


とすると、ここまで合理性のことを書いてきましたけど、大切なのは最終的に

  「ある可能性がある」ということを受け入れることができる

  素直さがあるかどうか ということに勝る資質はない、ということになります。

この素直さを持っているとき、人の行動からこういうことがなくなります。

   ・即否定する

   ・信じる信じないを基準にする

   ・理由や証明などの「納得」を求める

論理証明されていたり、信じているなどの強い「思い込み」がないので、
心身に抵抗(ストレス)を抱える必要がなくなります。

合理証明するような思考パターンよりも、素直な感情パターンを持っていた方が
楽な上に柔軟性に富み、可能性を広げることは間違いないと、
合理的に証明することができます(笑)

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