自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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問題を解決してもうまくいかない


こちらは2009年12月12日に掲載されたコラムです。

僕のコラムとしては少しベタな話題ですが、基本に立ち返って書いてみようと思います。

問題を解決しても、この峠を乗り越えても・・・うまくいかない
、ということ。

現在問題を抱えている人の多くは、
   転職をして自分の力を発揮して行きたい
   売上げがひと段落ついたら、休暇を取りたい
   このクレームが終わったら、対応改善する

と、いうような感じで、前向きに物事を考えようとします。
そんな日はやってきません   

         どうして転職したくなるようなところに勤めたのか?
   なぜ今まで休暇を取ろうとしなかったのか?
   クレームが発生するようなベースがなぜあるのか?

という質問の答えがないからです。
渦中にある人は、何とか前向きに努力をしてうまくやろうとします。

が、多くの場合で、なぜ渦中にあるような状態になったのか?に目を向けることがほとんどありません。
こういう場合のほとんどのケースで、問題は偶然発生したのではなく、 構造的に発生した構造は自分の思い込みやパターンから発生した、という根本があります。
だから本当は、自分自身のパターン克服をすれば、 問題のほとんどは起こらない、という状態になります。

別の見方もあります。
それでも、どうしても問題が起こってしまうとき。
これも対応解決の方法を多くの人が間違えてしまいます。
前向きに一生懸命解決しようとするか、とりあえず対処しよう乗り切ろうとするかのどちらかです。

が、問題が起こった時点で考えることは2つあります。

   1つ目は、

   このリスクは取るリスクか、取らないリスクか

   2つ目は、

   即対応するか、保留にして様子を見ながら進めるか、無視するか

という考え方です。

どうしても問題は心理的負担になります。
早く解決したいという気分で、思わず行動に移すということが多いと思いますが、 その行動が何かを根本的に良くするというようなことはありません。

実際に、たとえば上に書いた転職・休暇・クレームなどのほとんどのケース(8割ぐらい)で、 保留か無視によって問題が解決することはよくあります。

それはなぜかというと、対応すること自体が問題を複雑にすることももちろんあるけども、 それよりもはるかによくあるのは、 問題だと捉えてもいいし、捉えなくてもいい物事を問題だとしてしまう心理構造・・・パターンにあります。
最初から問題ではないものを問題視しているだけなので、 何もしなくても結局何も変わらない・・・・問題が生まれることはない、ということです。
ここでもやはり、構造的に問題を生み出す自分に注目することが必要です。

もうひとつ。
問題が起こったとき、やはり多くの人は原因を探ろうとします。
原因と結果の因果関係を見ようとします。が、これも無駄です。

原因がわかっても、その原因はどうしようもないということがまずあります。
たとえばインフルエンザにかかったとして、インフルエンザが蔓延していることをどうにかはできません。

無駄なもうひとつの理由は、原因を探ることはできない、ということにあります。
結果は原因から発生するのではなく、原因たちから発生します。

ひとつの源泉を見つけることができても、その源泉だけが大河を作っているわけではありません。
科学の世界でも、結果は原因の集まり以上になる、という見方をしています。
まして、私たちが安易に原因を見つけることは不可能です。
原因と思っているものを見つけるだけです。

問題を感じる毎日なら、できることは

自分の思い込みやパターンに目を向けて柔軟にしていくこと

問題視してしまう視点に目を向けて、やはり柔軟にしていくこと

の 2つが効果的で、現実的な方法です。

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