自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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学習するということ2~先行情報に流されない


学習シリーズ2本目です。今年中に書ききってしまう。

第一弾はこちらから 学習するということ1~量子的に学習する

映画館や電車で、隣の席に先に人が座っている場合、たとえばひじ掛けを使うのにものすごい躊躇します。

なんとなく相手と自分の間にあるひじ掛が、相手のもののような気がしてしまいます。

後から来る人の方が「すいません」とかかけ声出したりもします。

先行有利の心理ですな。

特に座るという行為はなんとなくテリトリーを先に作った感を、座っている方も受ける方も出すものです。

ナニワ金融道なんかを読んでいても分かるけども、

ナニワ金融道 全10巻セット 講談社漫画文庫/青木 雄二

債権の回収は家を先に占拠?したもの勝ちです。先行有利なようにできています。

思うに、先に獲物を獲った方がその獲物を持ち帰る権利ある、みたいなものなのかな?

ともかくも人の心理の中には、先行したものが有利であるというような働きがあります。

これが学習・・・・特に情報に対してものすごい悪影響を与えます。

結論を言うと、先に学習した情報を正しいとする傾向が我々にはあります。

ただ単に先に学んだからという理由で、その情報に合わないものを間違いと断罪してしまいます。

こんなに曲がった学習もないのだけども、人間心理がそういう風にできているのでどうしてもそうなる。

だからインフルエンザの予防接種はひとしくみんな受けないといけないということになるし、

会社運営では売上を上げているヤツが一番偉いということになってしまいます。

(こういうのを知覚の限定って言うんだけど、それを書くと長くなるのでまた今度。いつか。いつの日か)

先に学習した情報こそが正しいと、ものすごくものすごくしてしまうのは、

その学習内容が強烈な時です。

自分の心の中に強いインパクトとしてガーンドーンジーンズーンと来てしまうと、

「これこそは!」という絶対法則を見つけた気になってしまうので、先行情報に流されやすくなります。

先行情報強烈さも、両方とも人間心理に働きかけるメカニズムです。

人間心理や生理的な構造が、学習を最も阻害して偏った結果や答えを導き出してしまうことに役立ってしまいます。

もうひとつ、この強烈な先行情報に流されて、

長年ずっと同じ答えこそが正しいと反復して一貫してきたものに人の学習は流されます。

信じていても間違っているものは間違っている。

または、信じていようがいまいが、その答えは適用されるときと適用されないときがある。

画一的に答えは同じだ、というような相対的な学習結論はない・・・・ということです。

学習するときに、先行情報強烈さ一貫性に流されて結論を導かないことです。

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