自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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強みへの依存。


最近2件そんな話があったので。

例えば真摯に向き合うという人間性、強みを持っている人がいるとして

そういう人にはその姿をしっかりと見て
その人が真摯に向き合ってくれるような問題を起こし
自分の方を必ず向いてくれる(よう仕組む)という積極的依存
無意識でやる、という人がいたりする。

他にも例えば、
人に厳しく言いにくいことをはっきりと厳しく言う人に対して

それを言われて心にガーンと来て、
自分を良くして(良くしている気分のときもたくさんある)
その人に気持ちよく言いたいことを言わせて自分は
それを言われるポジションを守るという
積極的依存をやる人もいる。

これは共依存を生み出す。

共依存はほとんどの場合で、
対象になるどちらもの人が相手に依存してもたれかかり
お互いがお互いを必要とする対等の依存関係なんだが

受け手が積極的依存をやる場合というのは
まともな人と依存的な人が上下関係となって共依存を生み出す
なかなか上手くできた依存になる。

相手がまともであるがために、
いや、相手が強みを生かして自分をうまく使っているために
強みを使っている方には依存の意識も全くなく、
実際に依存もしておらず

依存して来る方が一方的に共依存を見事に作る。

相手の強みを巧みに使って依存するというあたり
なんだか究極の強み発掘家であり
無意識で相手の強みを促進するという意味で
強みを生かさせるプロだと言ってもいい。

ゆえに、自分の依存のためにうまく使える。

強みを発揮している人が人格的に問題があったり
依存する人を自己証明のために気持ちよく受け入れたりすると
問題はどんどん複雑化する。

相手の愛の深さを利用する積極的依存もある。

そういう依存は、
強みを使っている人が
気がついて拒絶しなければならない。

拒絶すれば依存体質の多くの人は去る。
そして自分の依存が通用する人を見つけようとする。
依存がうまく成立しても
うまく行く日はやって来ないので
それに気がついたら別の依存できる人を探す。

寄生虫が宿主を探すのと同じメカニズムになっている。
いわゆるジプシーが生まれるのはこういう仕組みになっている。

本当は依存している方が気がついてやめなければ解決しない。
だが、
強みを使う人は、この危険性を知って
自分が自分のありのままでいればいいというだけの
無責任に陥らないように知らなければならない。

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