自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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強み依存


ブロックに捕われず、自分を生かして強みを使っているとする。
自分の価値に合った使い方をしているし、
必要に応じて才能も掛け合わせて使う。

成果はちゃんと上がっているし、
自分の強みも自覚しているので
他の人よりもはるかに楽に、うまい結果を出せる。

ストレスもない。
強みを行かすための場を選ぶ努力もちゃんとした。

そりゃ、
合わない人がいたり、少々上手くいかないこともある。
人生なので。
だけど概ね、自分をうまく運ぶことは完成しているし
何よりそれをやり続けている自分がいる。

・・・・という、依存がある。

強みは自分を上手く運ぶ。
簡単に、楽に、スムーズに
成果高く、人が真似できず、圧倒的に評価もされる。

その結果に依存するのには
3つの形がある。

強みを止めない
強みの枠を超えようとしない
逆次的強み

強みを止めないというのは、
ある強みによって自分をうまく生かすことができはじめると
上手くいくことを理由
その強みを使って成果を出し続ければいい、
だって誰よりも上手くできているのだから文句ないだろ!
みたいないいわけが通るようになる。

周囲は指摘できない。
誰よりもうまくできているから。

強みの発揮、に絞ってモノを考えると
ひとつの環境や分野で使われる強みは限定される。
他にも強みを持っているのに
他の強みなんか出てこなくても
今素晴らしく使えているのだから
べつにいいじゃないか!と思いやすい。

こうして他の強みは成功を理由に封印される。

他の強みも発揮して自分を生かすには
成功を生み出している最大の強みを止めるしかない。

強みの枠を超えようとしないというのは、
強みに依存して楽でいたいという怠惰のこと。

強みは楽。努力も訓練も必要としない。
そんな強みで作ることができる世界を
ひょいひょいっと作ることができたら
それはもちろんいいに違いない。

強みを使いこなすがために
努力をしなくなるというのが枠を超えないということ。

資質なら才能、コミュニケーションスタイルという
外の世界に関わるので強みでは解決できないから
必ず努力が必要とされるものがある。

それを行わなくなる。
自分を自分らしく使わなくなる。
自分の一部を自分らしく使い、
だからいいだろうと怠惰ないいわけをする。

努力を忘れた人間は
歌を忘れたカナリアになる。
自分を生かす分野で正しく努力することで
これは回避できる。

逆次的強みというのは、
自分自身は諦めていないが、
自分の人生は諦めている前提があり、
(あるだけだとただの諦め)

それを強みやその他の資質を使って
自分を生かすことで(自分の人生を生かすのではない)
正当化すること。

根本的な諦めに対して、
表面上は真っ当に強みを使うので、
強みだけを考えると素晴らしく生かされている。

強みが生かされまくっているので
人生を諦めていることを正当化できる。

これも強み依存。

逆次は自分を生かすことをひとまず止めて
自分の人生を諦め、生かさず、正当化していることに気がつくしかない。

強く依存するためには
それがとても正しいという理由が必要になる。

くだらない依存ならすぐにバレて
誰かから何かを指摘されるハメになる。

強みは自分を超生かすツールになるので
強みを使っているのだから、
そして成果を上げているのだから
そして自分をうまく使っているのだから
それは他人にはできないことだし
人から認められまくっているのだから、
いいじゃないか!
と言いやすい。
依存や正当化として採用されやすい。

いいわけないやろ!ということである。

自分で自分の強み依存はなかなか気がつきにくい。

他人を見分ける目を養う方が確実だし
帰って早かったりする。

ひとつの強みに何年も頼って同じ活動をしている人
強みの楽さに甘えて努力を忘れている人
強みが完璧で誰からも完璧だと見られている人

この3つに当てはまるのなら
その人は強烈で完璧な依存状態によって正当化している可能性が高い。

そういう人を鑑にして
自分を振り返り修正をかけていくことが
強み依存から脱却する道だと思う。

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