自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

後行投資する。


先行投資したがる、いやしなくてはならない!、むしろ生き甲斐ですらある!と考える人がいます。
やめた方が無難。

それはチャレンジしないとか、やる気がないとかでは全然なく
単純に計画的ではないということ
計画的でなくてはならないのか?というとそういうことではない。
ただ単純に計画的ではないというだけのこと。

ビジネスで言うとキャッシュの先取り後払いという考え方もそうだし、
高い金を払ってスキルを習得し、それが得られたら仕事にありつけるという考え方もそう。
もっと社会的なことを言えば、ローンもそうかな。物を先に手に入れ、後から利息を上乗せして支払う。

なにも、それが全然だめでお話しにならないと言っているのではなく、
(実際キャッシュの先取りもローンもしてるし)
考え方や捉え方として先行投資の考え方が、
自分で深く考えずに浸透蔓延しているんじゃないの?ということ。

そしてその大半がうまく実らず・・・言い方を換えれば成果を上げず、
でも頑張ったから、学べたから、成長したからとかうまい正当化をして忘れ去られる。
で、繰り返す。

自分を現在地・・・とか、「今」から運んでいこうと思うなら、
先行投資ではなく後行投資をもっとよく考えて取り入れていく。

勉強したいなら収入を得てからお金や時間を知識に投入する。
個人レベルのビジネスなら、先入後出しではなく経費計上する手間が省かれた最終的な利益を受け取る。
資金繰りと経常などの手間を省く。
(キャッシュが追いつめられていない前提)

後行投資の習慣を身につけると、本当に必要なもの必要だと思っているものの見分けがつくようになる。
自分にとって本当に必要な物を見分ける目がつけば、
そこからローンを組む習慣を身につけても何も遅くない。

後行投資の最大のメリットは「金銭的時間的に損失を出さない」というところにある。
損失が出ないと明らかであれば、少し時間をかけて本当に必要な物を明らかにしていくことができる。
背伸びや妄想で駆け出して、ワケのわからない世界で溺れることだけは防げる。

というようなことを制約条件という。

制約条件を満たしていれば、今できることから着実に自分の必要なものを固めることができ、
自分の必要なものを必要なように組み立てることができれば、日々自分らしく過ごすことができ
日々自分らしく過ごすことができれば、何を達成しなくても幸せ・・・だけでもいいのだが、
なにしろ必要なものが揃い、自分らしくあるのなら、毎日着実に自分というものを進めることができる

稼ぐときにも、啓発するときにも、仕事をするときにも、家庭を組み立てるときにも有効に働く。

まずフィードバックを返して、先行投資して成果を上げていないものをやめる
お金、時間の投資自体がムダになっているものは全部捨てる。

先行投資して成果を上げているものの中で、後攻投資に回せるものは移行する
先行投資でなくては意味のないものだけを残す。
先行投資すれば強みが使え、人よりもうまくでき成果も高いものだけを残す。

後攻投資は投資する金銭や時間に限度があるから、
1番必要なものから順番に投資を行う。1番を1番に行う

金銭面はすぐに動かすことができない場合も、時間は手入れができる。
日々の仕事やプライベートで、省ける、捨てることができる物事を捨てる。
自分にしかできないことや、自分がやることに集中して、他の人でいいものは他の人に移す。

後行投資で自分のベースを築き、
自分の強みを生かす先行投資うまい配分で定着してきたら
自分をうまく運ぶための投資基準が完成する。
あとは1年に1度のペースでフィードバックして、また不要なものを省き必要なものを加える。

堅い投資スタイルを持っている人は土台が安定する。
安定した人を倒すことは困難で、安定した土台に積み上げる建物は強い。

よく観察してみたら、着実に成果を上げる人のほとんどが、
意識的無意識的に関わらず、かなり後行投資していることを発見できる。
その上で先行投資を自分の強みに一致させていることに気がつくことができる。

トップに戻るボタン