自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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心に闇を ~用途・使用法


こちらは2010年05月08日に掲載されたコラムです。

どうしても闇の部分がない、少ない人はうまく成立させることに苦労する傾向にあります。
 

天然で光に照らされて生きている人は、それはもう本当に素晴らしいことで、
 

「そこにある」ということが既に成立していることなので、あれやこれやと考えず、
 

ただそのままありのままでいればそれでいいわけです。
 

そしてなんでもタイプ分けするわけではないけども、そういうタイプの人も確実にいて、
 

ただ存在していればものすごい成立・・・うまくいくということです。

 

これが「なる」「する」となると、限りなく闇の力が必要でもあって、

物事のネガティブや、暗い一面や、腹黒さや、生き抜くための知恵、計算なども否定しようなく大切なものです。

どうもこういう闇に支配されていそうな現実や、

事実そうではないのに過剰反応的に「物事の暗い面に飲み込まれている」と勝手に判断してしまう基準によって、

行けないこと、どうにかしなければならないことに思われている節はものすごくあるわけです。

でも、普通に考えても、

過去にものすごい苦労や経験をしている人の方が、実際には今ものすごく優しく強かったり、

間違った道に頭も体も進んだ人の方が、今強いものに惑わされないという特徴も方一方であったりします。

闇に何があるかを身をもって知っている人と、

そういうものは避けるべき対象なので向き合ってこなかった人とでは、

何かを成立させるときに大きな差となって現れてきます。

誤解を恐れずに言えば、心に闇のある人はこの社会で有利だということです。

だからといって、つらい経験をすればいいというものでもなく、

光り輝くだけの資産を持っている人はそれを生かせばいいのであって、

ダークなところが必ず必要で素晴らしく良い、とは言いません。

大切なことは自分はどんな闇を持っているか、ということをまず知ることで

その闇がどんな場面で、どのような使い方をすれば、強力な武器になるのかということを知っておくことです。

なんなら、その力を生かしても良い。

ただ単純にイヤな性格とか、付き合いにくいとか、現象のことを言っているのではありません。

自分自身を認めて何かを進める時に、それも自分として付き合って、使っていくことができるか?ということです。

例えば(例えは悪いかもしれないけど)、癌患者であることを公に告知して治療に励んでいる姿を見せる。

見てくれるのでもっとうまくやって行こうという気になれる・・・・というのは闇の用途、使用法です。

心に剣を抱いているのも、ひとつの用途・使用法です。
 

この刃に触れるなら容赦なく切る、なんていうのは戦国時代じゃあるまいし、現代では必要ない。

しかしその刃を持っている人も確実にいて、だからこそ自分の大切なものを守ることができたり、

自分が自分らしく進んでいくために邪魔ものが寄ってこないお守りとしての効果もあるわけです。

はっきり言って真剣の勝負は、ものすごいストレスです。

その状態が必ず正しいとは到底言えない。

見方によっては、刃を振り回し、相手を許さないようにも見えます。確かにそういう面もあるかもしれない。

なんだけど、その闇の部分を持っているからこそ、その道の精通者に、人に支持され得る人物になれる、

というのも片方の面では実際にあるわけです。

闇、には様々な種類があります。

用途・用法を間違うと、とんでもないデメリットを生むことになる。

短期的には特に使い勝手はいいけども、長続きしない。

自分の中の闇が何か、どう使えばいいのか、なぜ持っているのか?ということをよく知って、

その闇も自分としてどのように付き合ってやっていくのか?ということが結局のところ求められるわけです。

安易な理想論とは一線を画した、本当の自分としてやっていくための前提です。

 

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◆ 人生を作る【一次】の生き方

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