自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

感情を殺せること


周囲にセッションを行う人が多くなる人間関係になってから
めっきり言ったことがないのでこれを機会に書いてみます。

自分の感情を押し殺してしまうと
そこから様々なブロックが生まれたり、
いつの日か爆発する習慣がついて
悪くすると精神異常にすらなってしまいます。

危険です。

だから多くの場合で、
自分の感情に正直に、
それを押し殺さず出す練習をして

気がつき、味わい、表現する・・・
というようなことが言われています。

感情を殺すべき場合があります。

何でも感情のまま、感情優位で選択や決断をするのは
ただのわがままな幼児と同じです。
またはサルです。

感情をそういう正当化に使う人も少なからずいます。

感情は、自分を押し殺してしまう結果になる時は
ガマンせずに出すなり、うまく立ち回る必要があるけども

自分自身を自分の内面から生かすというときに
感情が拒絶を示している場合には
感情を殺して取り組む必要があることがよくあります。

これは処世術・・・社会でうまくやることを言っているのではなくて
今ここで自分のために、たとえば将来のない異性を別れた方が
絶対に良いという場合でも、
感情はそれを拒絶することがあります。

まず、これまでの努力がムダになることや
瞬発的な拒否反応によって拒絶します。
さらに感情を思考のスイッチを押して
別れない方がいいんだという理由を探しはじめ、
思考は取引をはじめて、私も良くなるからあなたも・・・
それが無理なら
私が変われば相手も変わるなどといいわけをはじめ、
ひとまず感情を落ち着かせようと努力します。

ごちゃごちゃ言いはじめているけど、
痛い思いをしてでも別れた方がいい
と決まっているのなら、
結論は別れるだけです。

仕事や活動でも同じことが言えます。
その仕事を選んだのは、その仕事によって
自分を生かし、自分の力を使うためのはずです。

たとえば自分でビジネスをはじめるなら
それ相応の理由があって
「よし!やってやる!」
と決めたはずです。

ところが、人に自分の商品を勧めることや
対価をお金でもらうことに対して
感情は異常に抵抗を示すことがあります。
やったことがないことをやるならなおのこと
感情はマイナスの判断を下します。

そして
それは自分のやり方じゃない、
もっと違うやり方があるはずだ、と
また思考のスイッチを押してしまいます。

ところが思考も「やったことがないのでわからない」となり、
正確な答えが出ないので
感情の判断も、思考の結論も間違ってしまいます。
そして、
「やはりこれは自分には向いていない」
という安易、かつ自分を殺す結論を正当化します。

感情は殺さなければならない時があります。
感情を殺すか、自分を殺すか、という場面があります。

自分を生かすことを優先することです。

感情は、
外界を判断するいち器官です。
誤認もするし
センサーが狂うこともあります。
そのセンサーを使ってはいけない場面もあります。

感情のまま、それが自分らしくやること・・・という考え方は間違いだし、
感情はコントロールできるんだ!・・・という考え方ももちろん間違いです。
センサーとしての感情が何で、
どういうときに効果を出し、
どういうときにマイナスを生むのか、
それを知って使いこなすことです。

そのひとつに、感情を殺すとうまくいく
という場面があるということです。

トップに戻るボタン