自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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成果測定からシステムを作る

こちらは2009年5月11日に掲載されたコラムです。

起業家精神旺盛な人や行動的な経営者は
「次何をするか」に目を奪われがちですが、
真っ先に行うのはまず捨てる、やめることです。

体系的に捨てる行為が終わらないうちに、
新しいことに手を出すと全てが中途半端になります。

進行上一部かぶる部分があるとしても、捨てることを優先します。


捨てる行為は時間がかかることがあります。

たとえば僕の場合、
既存のセミナーを広め、回数をこなすためにはインストラクターを養成しなくてはなりませんが、そのための仕組みを作りテストマーケティングするのに少なくとも半年はかかります。

失敗したものは捨てるのに何の苦労も必要としませんが、
そこそこうまく行っているものをどう捨てるか、で

今後の方向性や成果が決まってしまいます。

捨てることがうまくできたら、新しいことを行います。

新しいことは、ヒアリングの結果お客が求めているものから行います。

(予想せずうまく行ったことの記録から行うこともあるが、ここでは省きます)

自分がやりたいこと、アイディアなどでやると成功する確率を下げます。

新しいことは、1度に1つだけ試します。

同時進行で手を出してうまく行くのは、チームを抱えている大企業だけです。


1つのプランはテストマーケティングで1か月だけ試します。

1か月経ってダメなものはきっぱり捨てます。

1か月経って行列ができるほど売れるものは既存ラインナップに加えます。

1か月経って白黒つけがたい場合は保留にします。
保留の最大期間は3か月までです。

3か月経って白黒つけがたいということはうまく売れないということです。

この方法で年間に6~10回の新しい試みを事業に加えます。

うち、2~3つうまく行けば大成功です。

新しい行いは、新しいというだけでうまく行く確率を下げます。

2/10という数字は控えめに思えるかもしれませんが、
年に2回新商品をヒットさせると考えると高確率です。

こうして新しい試みが既存ラインナップに加わって、
既存ラインナップはまた定期的に見直され捨てられる。

捨てられると新しい試みが年に2回既存ラインナップに加わり、また定期的に見直される。

という一連の流れを作ることができたら、事業はひとまず安泰です。

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