自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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梶貴美男さんのためのマネジメント講座03 分権する

【梶貴美男さんのためのマネジメント】
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いろいろな人の参加で業務が大きくなり、
人がいろいろとやってくれるようになってきたら
いよいよ意思をもって分権態勢に移ります。

意思と言っても簡単です。

「この仕事はこの人に任せてばっちおっけー」
という仕事のみ
あとは全部任せてチェックもしないのでよろしく
とお願いするだけです。

「気合いを入れて嫁ぎなさい。お前はもううちの子じゃない!」
みたいな感じです。ちょっと違うかも?

分権というのは、これまでなんだかんだ言って
自分で自分の仕事に責任を負っていたのを
責任込みでまるっと相手に投げてしまうということ。

自分の中でその決断をしなければなりません。
手放す決断と言ってもいい。

分権をするときは、相手がそれを自分よりも上手くできることと共に
成果を必ず導くことができること
の2つが必要。

なんなら、
目をつぶっていても楽勝でできますけど?
みたいな仕事から任せていくということです。

仕事を任せるのではなく、権限を任せる。
問題が起こっても、その他の何かの理由でも
相談などされずその人が全部解決するということです。

分権は必ず部分から行います。
できるとわかっていることからやる。

だから、その人に任せている仕事の一部だけが
最初は分権対象になります。

ナマケモノのマネジメントは
いち早く自分でやらなくていい「体制」を築くことにあるので
このポイントを見つけてどんどん仕事を減らします。

ちなみに任せてはいけない人に、任せてはいけない仕事を分権すると
後で取り返しのつかない尻拭いに労力も時間も、ときにお金も取られることになります。

任せ慣れしてくると、だんだん
何を任せるといいか、
誰に任せるといいかのコツが掴めてきます。

ポイントを生かすと分権体制は速く可能になってきます。

がしかし。

何を任せればいいのかさっぱりわかっていない・・・
という場合、普通に考えて何も任せることはできません。

だから、

ナマケモノの分権は、自分がやっていることで
重要なことや些細なことをひとつひとつ任せていくと共に
そこから生まれてくる「必要なこと」
自分でやって習得する癖をつけていかなければなりません。

何を分業にすればもっとうまく組織が回っていくのか?
その「必要なこと」が何なのか?を知る努力が
ナマケモノTOPに必要な最初の試練になります。

本当にできる人が出てくるまでは
全部自分でやる、という覚悟
が求められます。

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