自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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正確な情報を得るために必要なこと


どうも情報を得るということに間違った方法を持っている人が多い感じがして、
いつも個別コンサルやこの【一人踊るセミナー】 ではやめること・・・・情報を得ないことをよく伝えています。

でも、よく周囲を見渡してみると、専門分化している人ほど情報がかなりの誤りを含んでいることが多いので
その点についてちょっと書いてみようと思います。

情報が個人の判断する量を超えると、人は信頼できる(と思える)情報を選択して重視します。
根拠が重要なのではなく、簡単に言えば社会的にまかり通っているかどうかが重要だ、と判断します。

たとえば「新聞を読まないと社会人失格」みたいな考え方がありますが、
新聞に書かれている情報は間違いなく多くの人に関係もなければ役にも立たない情報で、
けれども人が必要としている(と思っている)情報を自分も取得することで安心を得ようとしているわけです。

ためしに半年間5大紙全てに目を通して、もっと積極的に情報を得てみて、
その後の半年間全ての新聞を読むのをやめ、ニュース番組も見るのをやめてみると
結果何も困らない・・・ばかりか、時間に余裕ができることを経験できると思います。

ランダム、無作為に情報を得る行為を行って、うまく行かない代表的な例です。
こういう場合は情報を得ようとすること自体をやめたほうが良いです。

情報が錯綜している中で、必ず知っておくべき物事もあります。たとえば健康について。
健康情報は本当に多くの知識が流行のように氾濫していて、どれが正しいのか全く理解できません。
ビジネスの知識も同じで、どの手法や根本を重視して商売を進めて行ったらいいのかさっぱりわからない。

こういう場合の情報取得は2段階に分けます。
まずはその専門分野において、自分のことを知ることができる、自分らしさを生かせる分野は何か?を知ること。
次に多角的に知ることです。

情報がありすぎる。けども取り組む必要がある、という分野では
その中で自分をどう生かせるかがキーワードです。
そのために自分のことをよく知ることがまず必要です。情報は外にではなく中にあるという考え方
中にある情報を外の世界のスキルで見出すという考え方です。

健康なら、まず自分の病状とかアレルギーとか苦手なものや精神状態はどうか、とか。
あとは内臓の位置や人体の基本的なメカニズムがどうなっているのか、ということ。
ビジネスなら自分の過去の経験。何ができるか、実績は何か。どういうタイプだからどの職が合っているか。
あとは商売の基本として最低限の財務諸表の読み方や税務、名刺の作り方・渡し方、とか。

自分を機軸に必要なことが固まってきたら、必然的にそれらの情報の中から必ず省くものが見つかります。
健康ならパラベンとか動たんぱく質とか、ステロイドとか抗生物質とか。(動たんぱく質は個人的事情・汗)
ビジネスならムダミーティングとか、新企画をやりたい欲求とか、自己啓発とか。

自分にとって必要な基本を押さえて、必ず省くものを知ればひとまずは十分です。
なぜなら、それ以上の道を知っている専門家という存在が世の中には必ずいるからです。

そこまできっちりと知って、あとは専門家にお任せというスタンスはOK。すごくOK。
そこまできっちりと知っていれば、間違った専門家にお願いする可能性も低くなります。

専門分化していこう・・・専門家に近づいていこう・・・と思ったら、多角的に知っていく必要があります。
「健康を維持するためには○○整体です。他にいいものはありません」とか、
「5年前に7つの習慣を読みました。今も最高の一冊です」とか、
もうそういうのは情報取得的に終わっています。

と言って、○○整体の流派を学んでも、ビジョナリーカンパニーを持ち出しても結果は同じ。

一方向から物事を見るために、その視点を強化する情報の得かたというのは、
「私がやっていることがどれだけ正しいかを固めたい」という心理の表れなので、
固めれば固めるほど真実からは遠ざかります
情報の得かたが間違っているということです。

ひとつの物事に対して、見方や視点を変えて情報を得るようにします。
健康なら西洋医学、東洋医学、代替医療、現代科学(電磁波が人体に及ぼす影響とか)、心理学、精神世界。
ビジネスなら経営学全般、社会科学、心理学、お金の勉強、歴史学。

ひとつに偏ることやひとつの方向を固めるための情報の取得はです。
たとえば、精神世界を勉強しているのなら、
チャンネリングやリーディングができるようになり、シータヒーリングやフラワーエッセンスの技術を身につけ、
というのは、少なくとも情報の取得という視点からはあまり褒められた方法ではありません。

一番わかりやすいのは、精神世界をやっているのなら科学を学び、
自己啓発を行っているのなら幸せを学び、右翼は左翼を学び、歴史家は最新技術を学ぶことです。
180度反対(だと思われる)分野から情報を得ることで、対象になる物事への視点が最も大きく開けます

あるひとつの分野や考え方、スキルなどが素晴らしく良いという状態は維持継続できません
たとえば、マクロビを試してすごく良かったから、メルマガを試してすごく良かったから、
だからこの方法が素晴らしく優れて良い・・・・なんていう考え方は情報のつまみ食いです。

専門分化した情報の活用ではあっても、浅くて脆弱。

物理的に物事の安定は三点を押さえることにあります。
二点だと線の状態、一点だと点の状態で、どちらも安定しない。
三点だと三角形の状態で安定する(バランスが取れる)とされています。

情報を正しく得ていくためには、少なくとも3つ以上の別角度の視点から物事にアプローチできるようにすれば、
必ず成功するとは言えないとしても、失敗することはない状態には限りなく近づけます。
目安として、3つの視点から物事を見ることができてはじめて
「一応勉強したので、こういう感じではないかと思いますが」的な発言が
やっと生まれるぐらいに捉えればいいのではないかと思います。

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