自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

淘汰術。


マンガ「蒼天航路」で、主人公の曹操が
自軍がまだ弱小の頃に貴重な兵力を困難な戦いにわざと投入するシーンがある。

当然多くの兵が死ぬ。
が、それでも生き残った兵は精鋭である・・・ということになり、
精鋭部隊で今後の戦に挑む・・・という場面がある。

自然界には進化論的な自然淘汰がある。
摂理系の物事。
人間界には、作為的、人為的な淘汰がある。
真実系の物事。

摂理の淘汰なってしまう物事として採用し、
真実の淘汰“なる”ように”する”物事として採用する。

淘汰は必ず起こる。
必ず起こる淘汰という現象(摂理系)や事実(真実系)を活動に組み込むと、
曹操が行ったように、具現化する物事を加速させることができる。

摂理系、真実系・・・がどーの、こーのというと難しいので、
もっと簡単に言うと、変化が淘汰を生み出す
なってしまうし、なるようにすることが変化だとも言える。

変化、の種類は3つある。

成功、または失敗すると淘汰される
成功を生み出すと、古い情報役に立たなかった概念失敗を導く手順
などの物事と、それをもたらす人が淘汰される。

失敗すると、またはし続けると、それを快く思わない物事や人が淘汰される。
その結果、失敗を有効に運ぶ物事や人だけが残る。
稀に失敗を抜けて強くなるものを残る。

成功を淘汰に使う場合、
あらかじめ「成功が淘汰を生み出し、元には戻らない」ということを考えに入れて、
成功していいかどうかということを
または負けなくてはならないかどうかということを
考えに入れておく。

幸せ、不幸にになると淘汰される
幸せも不幸もひとつの変化である。
ので、幸せになっても不幸になっても淘汰は必ず起こる。

幸せになると、たとえば一時期それを妬み足を引っ張る人が増えることがある。
毅然と断ると、そういう人は淘汰される。
優柔不断に接すると、心ある人たちの方が淘汰される。

不幸せになると、その人の人柄にもよるけども
最初の現象として、救おうとする人か、不幸に便乗しようとする人かが増える。
そのどちらの場合でも、来たものを拒まなければ、逆の立場の人が淘汰される。
拒めば、一時期孤立し、ほぼ全てが淘汰され再構築がはじまる。

幸不幸を淘汰に使うときは、
なるべく幸福の方で形作っていく。結果自分を生かす淘汰がされやすくなる。
不幸の淘汰は、味方を明らかにするチャンスでもあるので
不幸にうちひしがれる前に、支持者を探すクセを付ける。

資質制限が淘汰を生み出す
自分らしくやって行くことができない、と、淘汰が生まれる。

特にブロックの発動がもっとも淘汰を生み出す。
負の感情を避けるために、それをもたらす現実を心理的に避けてしまうので
その避ける物事の中に、全ての淘汰材料が含まれる。
望まず排除され、望まず残る。

リスクは人を保守的にする。
保守的にする物事が制約条件になって、それ以外の可能性が淘汰される。

環境への適応は、それ以外の知覚を淘汰する。
処世術マインドの育みは、本質や処世術に関係のない情報を淘汰する。

資質を制限する4つの要素の全てが、
それらの要素に適わないものを排除し、要素にあったものを残す。
そういう形で淘汰がはじまり、維持継続される。

この維持継続が間違った確信を生み出す

淘汰という物事は、「する」という作為的な働きかけが難しい。
むしろやってしまうといろいろな問題を生み出すことになる。

「なるようにする」「なってしまう」に対応する、ようにする。
何のために対応するのかは、
淘汰による不備を生み出さないために知っておくということもあるけども、
具現化するために避けることのできない現象として取り入れる
ために対応する。

淘汰が起こる、という現象を知らなければ
不整合に悩み、間違った解決を図ろうとして失敗し、
感情的になぜこんなことが起こるんだ?と思い悩むことになる。

淘汰は起こる。
活動をしていても起こるし、
ただ幸せになるだけでも起こる。

淘汰を心にとめて、生きて行くことのヒントにできると
心理的ストレスも、現実的な壁も少なくて済み、よりスムーズに進みやすくなる。

トップに戻るボタン