自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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現実を認識できている〜専門家の作り方04 最終話


【専門家の作り方】
 01 専門家風情が専門家を舐めるな。
 02 技術と情報の扱いを知っている
 03 人のあり方(人間)を知っている
 04 現実を認識できている〜最終話(この記事)


情報と技術を公平に扱い、進展させ
人間が何か、人として技術をどのように駆使するのか
その両方に長けている。

不十分である。

その両方に長けていながら敵が多く、
発展がのろく、
技術を受ける側に成果が見られず、
実績と評価はあるが活躍できていない、
というようなことはある。

現実を見ていないからである。

自分が見たいものは現実ではない。
現実を見るのに、見たいとか見たくないは関係しない。

見たいものを見たいように見る、
という特徴が人にはある。
この特徴に流されてるのは専門家失格である。

現実をありのまま見る必要がある。

専門家が見るべき最初の現実は、
自分の専門家のあり方と、成果が
周囲からどのように見られているかという現実にある。

周囲を気にし過ぎる必要はない。
気にするために、現実を見ない。

ただ、人と必ず接点を持つ専門職をしている以上
外の世界で、自分の行いがどのような成果を
打ち出しているのか?ということを知る必要はある。

成果はどの程度出ているのか。
専門技術を受けた人はその後どうなり、どのように感じているか。
口コミはされているか?
されているのなら何と言われているのか。
批判はあるか。あるとしたらどのようなポイントか。

自分の専門技術の提供が
どのような現実を生み出しているのか?

に対して現実を追う必要がある。

これが専門家が現実を見る、基礎になる。

情報と技術を公平に扱い、進展させ
人間が何か、人として技術をどのように駆使するのかが、

どちらもより効果的に、
やっていることが
確率高く認知されていっているか?
に注目する。

技術と情報の更新(コラム2
人のあり方の向上(コラム3
のどちらも、
それが確定してうまく行くまでには時間がかかる。
または、
「これぞ」と思ったものが当たる確率は低い。
本当に素晴らしいものが生き残るとは限らない。
だから、
生き残るまで続けなければならない。

飽くなき挑戦と、更新、向上が
広まることもある。

体系化され、口コミされ
ベストではないかもしれないが
「いいもの」として認知、認識されるようになる。

なぜ、広まったのか。
なぜ、その技術情報なのか。
どのように広まったのか。

という現実を細かく見なければならない。

良いから広まるのではない。

どの程度良いものが、なぜ、どうして
広まったのか?ということに注目し
フィードバックしなければならない。

フィードバックの結果、
自分がどのようなものを打ち出せば
技術、情報、人間性の向上が更新されやすいのか?

を知る必要がある。

その内容は最初重要なものではないとしても、
その後、
最良のものを認知してもらうために
技術者としてどのようなステップがあり、
今は何を行うべきか?
という現実を見なければならない。

目の前の現実は
本当にやるべき現実ではないかもしれない。
回り道だが
それをやっておかなければ
本当に大切なものが認知されないまま死ぬのなら
遠回りをしてでも
現実に適応できる道筋をたどらなくてはならない。

最良のものが
現実的に認知されていくための
うまい筋道を創るのも
専門家の責任に入る。

でなければ、自分は一生懸命やっている!という自己欺瞞だ。

ここまでできるようになったら、
専門家が取り組む最後の現実をやる。

自分の専門技術が
技術、情報、人間性を促進させているとき

その方向を
促進させるか革新させるか
選ばなくてはならない。

技術的に、情報的にいいものを選ぶのではなく
人間のあり方的に素晴らしいものを選ぶのではない。

現実に合っている方を選ぶ必要がある。

現実は専門技術の思い通りには行かない。
その現実に対して
専門技術が今現在ベストにできることは
技術促進の場合もあるし、
技術革新の場合もある。

促進の場合は、これまでと同じやり方でいい。
技術、情報、人間性の追求をすればいい。

だから、人は(専門家の多くは)
これまでの手法を守っていることが
自分の矜持であり、
これが専門家というものだと思っている。

間違っている。

現実を見たときには、
やり方をころっと変える必要がある場合がある。
現実がそれを求めている。

これまでのやり方をまるっと捨てて、
これまでの手法の中から使えるものを集め、
これまでとは全く違った考え方で
新しいものを生み出してトライする現実
というものがある。

革新するべきときに促進させると
「うまくいっているが、うまくいっていない」
という現実を生み出す。

理想や正しさを、現実よりも優先させるから。

逆に促進させるときに革新させると
これまでも、現在も、これからもの成果を台無しにする。

専門家が見るべき現実は、
専門技術の成果の現実
技術認知の現実
促進か革新かを選択する現実
の3つがある。

ここまで書いたこのコラムの全てによって
導き出された今現在の現実が

専門家として本当にやるべきことであり、
その結果に疑いようのない満足があるなら
専門職としての成果は上々だと思っていい。

その現実を前にして
また明日の現実を確実に創るのが
専門家の最後の現実になる。

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