自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

理解のない信頼はありません


こちらは2010年02月05日に掲載されたコラムです。

信頼シリーズ。

 信頼と信用は違います 
 理解のない信頼はありません (この記事)
 信じないと疑うは違う



心理的に、理解が深いものほど信頼できるようにできています。

なので、知的生命体でわけのわからいものほど、私たちは混乱と恐怖を覚えます。

宇宙人が目の前に現れたらどうしていいかわからないし、

貞子みたいなのが這い出してきたら固まってしまいます。


理解できていないものを信頼しろというのは、土台無理な話です。



自信がない人の一番の問題は、というわけで自分を理解していないことです。

そういう人に「自分を信じなさい」とアドバイスしても全然ダメで、

もし何か言うなら「自分を理解しなさい」と言う方が効果が高まります。


な、はずなんだが、

自分を理解することは3つの意味で難しかったりします。


 やり方を知らない

自分を知る正しい方法を多くの人は知りません。

そんなことよりも社会が求めることに適応することを刷り込まれてきてしまっています。

自分を優先すると悪いことをしているような気になるという、心理問題もあります。

 悪いところを見たくない

心理問題を考えるともっと深刻なのが、

自分を知る=自分の悪いところに目を向けなければならないという思い込みがあることです。

ダメダメでどうしようもない自分を認めることを避けたいので、

結局自分の持っている資産を見ることもいっしょくたに避けてしまうことになります。

 時間がかかる

自分を知るというのは、自分を振り返ったり(過去ベース)観察したり(未来ベース)する必要があります。

すぐに、安易に結論が出るはずもなく、億劫なので避けてしまうということがよくあります。

逆にいえば、自分を知っている人はこのプロセスを経ている人です。

自信がない人はこの条件に一致している人と言っても、言いすぎではないと思います。


ところで、自信がないという状態は世の中に存在しても、自信があるという状態は存在しません

自信がないの反対は、確信があるです。


自信がある状態に向かって頑張ることは幻をつかむようなものです。

「自信」という単語が出てきたら、もうそれは自信がないという前提があることを意味します。


言葉遊びでもなんでもなくて、心理の話なんだけど

自信がない人から見た自信のある人は、ほぼ必ず「自分は自信がある」思っていません

じゃあなんて思っているのかというと・・・・何も思っていません。思う必要すらないからです。


例えば、その道20年の名医は病人を治すことに、毎日自信を持って挑んでいるのではありません。

ニュートラルで、当たり前の状態で挑んでいるはずです。

漆塗りの職人は、漆塗りに自信があるからその仕事をしているのではありません。

それが仕事であり、目の前のことを成し遂げることしか考えていません。


上手くできる熟練者は、自信によって支えられているのではなく、

それを行うことができるという確信によって進めているということです。


そして人は確信ある物事をいちいち考えたりしません



どんどん話がそれていきますが、つまるところ

理解に支えられた確信があるか、理解のない信頼の欠如があるかということです。

つまり、自信喪失とか、人を信じることができないというのは気持ちや感情の問題ではなく、

事実認識の問題であるということです。


ありのまま、物事を現実を受け入れられる人であればある程、

理解を深めようとする人であればある程、

自分に対しても、他人に対しても、物事に対しても、抽象概念・・・たとえば感情とか霊とか量子論とかに対しても、

物事に信頼を持って挑むことができるようになる、ということです。



とか、書いていたら、

信頼と疑いの関係も書いてみたくなったので、また次回。


【関連記事】
 持ち物を過小評価する人に明日はない

コラムを読もう!


ほぼ日コラム ほぼ毎日配信!
ビジネスコラム 隔日配信!
2種類の小冊子 「強み小冊子」と「ビジネス小冊子」販売中!!

とにかく【強み発掘】!!


強み発掘のオンラインワークシステム
強み発掘ワークシート無料ダウンロード

セミナー講師になりたい方へ


「セミナーの講師になるには」案内記事

トップに戻るボタン