自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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疑問を持つ力〜情報選択の目を養う


適切な疑問を持てるというのは、一種の強みで
誰でも最初からできることではない。

が、誰でも適切な方法を取り入れることで
コツをつかみ、誤った情報に左右されないよう
自分を運ぶことはできる。

常々言っていることではあるのだけども、
人は強いものに流される

強いものに流されてから、
「これは正しい」「これは素晴らしい」「これは良い」
と判断する。

適切な判断ではない。

強いものを素晴らしいと思ってしまうのは、
人間心理としては誰しも持っているもので
ある意味当然なのだけども

世間的に
その心理を利用したプロモーションが横行していることを知るべきで、
と考えると、

プロモーションに乗っているから力強く、説得力があるのであって
本当に素晴らしいからプロモーションに乗っているわけではない。

プロモーションに乗せ得るのは、
プロモーションに乗りやすいものであって、
正しく、素晴らしく、良い、というものではない。

つまり、
権威付けされたものや、断言する人や、
裏付けと思われるような理論がしっかりしているもののほとんどは
まがいものであると見ることである。

このあたりから正しい疑問の持ち方が生まれる。

情報選択をしようと思ったら、最も本質は
いい情報も悪い情報も触れて、検証し、感覚をつかむ。

回数と量を重ねることで、情報戦別の目を養うことができる。

ある程度その視点が身に付いたら、
今度は何でもかんでも情報を得ることは
時間的に無理がでてくるので、

情報を選択し、正しい疑問を持つことができる人がどのような人か?
という人間に注目する。

情報を正しく扱う人の情報は、
ほぼ疑問の余地なく、信憑性高く受け入れていい。

逆に、
プロモーションの成功
専門分野で成果を上げていることの
2つが前提にあり、

そういう人が、自分の意見の正当性を取るために
引っ張って来た情報というのは
正しく疑問を持ち
「ここは正確だけど、ここは正しくない」
と精査する必要がある。

でなければ、誤った情報を正しいとして踊り、
間違っているばかりではなく、
自分がその誤りの積極的伝達者になってしまう。

結論は早くにはでない、という姿勢は
実のところほぼどんなことにも必要で、
(1ヶ月で15キロ痩せるとか、3ヶ月で1億の売上を上げるとか)

しかしプロモーションなどを含むこの社会では
早い結論が要求されて、

そういう本質はずれの情報が、
しかし見栄えがよく、素晴らしそうなので重宝される。

そういうものは成果を上げやすくなるので権威付けされ、
その理屈を成り立たせている情報が疑問の余地なく正しいと信じ込まれる。

実のところ、科学の世界でもそういうことはよく起こっているという。

早い答えがないということは、
全ての情報は一度保留にされ、
情報提供者が信憑性の確実ではない場合は
自分で検証や比較、情報取得を行う必要がある。

たとえ正しい情報でも(というか、正しい情報だからこそ)
適用される場面を間違うことでまことしやかに正しそうになる。

また、あらかじめ
自分が専門としている分野、確実だと思っている物事の前提があると、
(例えば西洋医学は間違っていて、代替医療は正しいとか)
その思い込みに応じて情報を曲解する

情報は正しくても、物差しが曲がっているので
結論もキレイに曲がる。

情報を取る全ての人は、結論や仮説ありきではなく
本当に本当のことは何なのか?という視点で
情報を集める必要がある。

それが長けてきたら、次は
その目線を持っている適切な情報提供者を知っておく。

この2つができることで
正しい疑問を持つ力がつき、情報を選ぶ目線が備わる。
できるのであれば、
特に人にものを伝える人は、それができている人でありたい。

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