自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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痛みを避けないということ


まだ本調子ではないのだけど、以前から思っていることなのでここできっちり書こうと思います。

ちょうど体調崩したので良いかなと思って。

今回の不調は直接の原因が喉が不調なのに酷使したことがありますが、

元々はその前から心身共に、小さな原因の種はありました。

あとはそれと別にゆらぎ

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ゆらぎは物理現象なのでしょうがないですね。

で、先の日曜、まだ広島のホテルで起きたときに、頭が全方位+内側から万力で締め付けられるような感じで、

例えて言うなら映画SOWシリーズってきっとこんな感じだろうというぐらい、

割れそうにというよりは、吹っ飛びそうな激痛だったわけです。

身体に負荷をかけた結果だから、ある意味そうなって当然。それ以前からの流れもあったし。

で、痛みで休むこともままならない場合だけ頭痛薬を飲むと決めているから

(とかいうこだわりがありながら、痛みには滅法弱いのが弱点・・・)

一応、本当にどうしようもないときだけ薬を飲んで、月曜チェックアウトするまで30時間以上は余裕で寝てました。

プロデューサーに説明すらできなくて、「声が出ないからキャンセル」みたいになっていましたが、

真実はあまりの激痛に動くこともままなりませんでした。

それで。

前々から感じていたことなんだけどね、ブロックを扱う仕事をしている人や、体を扱う仕事をしている人に

本当によく見られることなんだけど、

痛みやブロックをうまく避ける、クリアにできる方法を取り入れるのはいかがなものか?と思うわけです。

目に見えて痛みがある、とか。

エネルギーバランスが崩れている、とか。

元気がない、とか。

そういうのは敵ですか?戦うべき相手ですか?ということ。

痛みもバランスが崩れていることも、元気が喪失していることも

全て体からのサインでメッセージです。嬉しいとか楽しいという感情と同じ。

受け入れて味わうということをしないことで、あるいは、早く対処してしまった方がいいとすることで

身体や心が伝えていることに耳を傾けてよく見るという機会を損失しているわけです。

だから同じことをまた繰り返す。

それをしないから、同じことが起こったときに痛みとブロックさえ取れば人生は開けると勘違いする。

僕も今回、頭痛薬を飲んだし(今は飲んでない)、オステオパシーに行ったし、レメディも服用中です。

睡眠時間もあり得ないぐらい取って、つまりは寝込んでいます。

それは痛みや調子の悪さを避けたり、解決しようとしてのことではなく

極端に言えば、痛みと調子の悪さを感じて味わう体作りのために行っているわけです。

治る気はあっても、治す気はありません。

自然に治るためにできることはやるけども、無理な力を加えて現状を否定して一刻も早く良くなろうとは思わない。

もちろん、僕なんかよりもはるかに大きな病気にかかっている人もいて、

「こいつ何言ってるんだ」と思う人もいると思います。

そういう人を否定しているんじゃなくて、あくまで持論というか、僕はこうしているということ。

最近専門家に関するコラム記事を書いているので、

ついここのところは力を入れて書きたくなるわけです。なので特に専門家向けの意味も強くあります。

たとえば、今年に入ってからラブがたり記事 をよく書いているし、人気記事なんだけど、

それだって僕も読み手も、大きな失恋で痛手を味わってきたからこそ

「わかるわかる」とか「なるほど」とか思うはずなわけで、ティーンが読んでもちんぷんかんぷんでしょ。

僕は痛みを悪者として避ける習慣ではなく、

自分の現象として受け入れたり味わったりすることを試みているし、人にも勧めたいと思っています。

今回、それでも特に初日は「これが脳腫瘍とかだったらどうしよう」と思ったし、

ということは、今の活動はできなくなって最悪あと死ぬだけだったら、

誰ももう自分をほぼ必要とはしないわけです。

だったら、どういう余生を生きようかと考える

声なんか本当に全然出なくて、はじめて「自分って喋りの仕事をしたいたのだ」と気がついて、

このまま声が出なくなってしまったら、書くだけの仕事でやって行けるんだろうか?

どうやって長い人生やっていけばいいんだろう?

と、そういうことも含めて考える。考えた

もし本当に脳腫瘍で、声が出なかったら、こんな偉そうなことは書いていないかもしれないけど、

もしかしたら人のせいにして、自分の不幸を嘆いて、ぼろ雑巾のように死んでしまったかもしれないけど、

ありがたいことに、今こうしてある程度体調が戻ってきて

ともかくも今書くことは何ですか?と考えると

やっぱり痛みを受け入れろ、味わえというのが一番伝えたいことではあるわけです。

(もう一度あの激痛を味わいたいか?と言われると全然全くイヤだけどね)

書いているうちになんか調子が戻ってきた気がするけど、やっぱ錯覚なんだよな。

今からまたベッドに戻ります。

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