自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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直感を見つけ出す


こちらは2009年5月22日に掲載されたコラムです。

自分がどの場面でどのように直感を使っているか、
見つけ出すとさらにうまく使えるようになります。

中には人の考えていることがわかるとか、人の感情がわかるとか、
おぼろげにわかっている人もいると思います。

自分がどのような直感を使っているのかを知る最初の方法は引き算を使うことです。

なぜだか知らないけどわかってしまうことから

合理的なこと、説明のつくこと、おそらくこうだろうという理由を省きます。

残ったものが直感によるもの。何も残らなければ直感ではないということになります。

そんなことを言うと「わからない」という答えがたくさん出てくるかもしれません。

キホン、見るようにわかるというのが直感の特性なので、
理由はよくわからないがとにかくわかるというもの
それも他の人にはわからないのに自分だけがわかる
というものを探してくると直感に近い可能性があります。

過去の記憶をたぐるのもいいし、これから観察するのでも構いません。

近しい人に聞くという方法もあると思います。

イメージをつけるためにどのような直感を使っている人がいるか簡単に紹介します。

ビジネスで言うなら、どの商品をどのように売っていけばいいか瞬時に分かる人がいます。

理屈での説明はないか、あっても後付けの理由です。
先に答えがあり、後から説明するというパターンです。

同じように、あるコンサルタントは会社に入った瞬間に
その会社の何が問題なのか瞬時に分かるそうです。
まだ話を聞いていない。見たのも今がはじめて。だけどわかる。

最近聞いた話では、接客のときにお客さんが今話しかけてほしいのか、
来てほしくないのかがわかってしまうといいます。

旅行のパンフレットにある写真を見たら、どの場所に行くべきかすぐにわかる人もいます。
今までハズレであったことが一度もないそうです。

松下幸之助さんは存命中、松下政経塾の入塾応募の履歴書から、
顔だけで入塾許可を出したことがあるといいます。
本当かどうかわかりませんが、本当なら直感を使っていることになります。

よくあるのは、ウソをついているかどうかがわかるというものがあります。
しぐさなどに挙動不審な状態が表れるのも含めて、判断は直感を使っています。
論理を使ってはいません。

直感は心理学の分野では適応性無意識という名で研究が進んでいます。

直感直感というと、
理屈に適っていない適当なことを言っているように聞こえる人もいるかもしれないけど

実際に心理学という学問で解明されつつあります。

学問で解明されなければ世の中にないということにはならないから、
ありのままを探した方が早いと言えます。

将棋の羽生さんは著書の中でも適応性無意識・・・・
つまり直感を勝負で使う、と書いています。

しかも具体的に書いています。

最終的に実力伯仲で、持ち時間などがなくなってくると直感がモノをいう、のだそうです。

直感の探し方の2つ目は、
「なんでそんなこともわからないんだ(あぁイライラする)」
という経験を思い返すことです。

何でわからないかがわからないという場合、それは直感である可能性があります。

(正確には感受性である可能性もあります)

ただし何でできないかがわからないという場合は直感ではなく強みです。

直感はいきなり答えです。理屈も説明もなく正しい答えが出てきます。

どこかから出てきます。急に出てきます。

疑いようがなく強いものなので、
人はそれを「あたりまえのことだから誰でもできる」と思いこんでいます。

だから人がわからないことを目の当たりにした時に、イライラするわけです。

ただし、注意点として、思い込みが強い人や短気な人は、
自己中でイライラしているだけかもしれないので

そういう場合は直感ではありません。

少し論理的に直感を知りたければ上にも書きましたが、
以下の2冊を読んでみるといいと思います。

   
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
決断力  

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