自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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知覚が直感を限定する2 ~直感を疑えシリーズ5(最終)


福岡・大阪日程でついに気力持たず書けなかった直感を疑えシリーズ最終です。

だんだん難しくなってわけわからないと評判かつ反響のある?シリーズも最後はかなりダイジェストでね。

感情は直感を狂わせる ~直感を疑えシリーズ1

身体とジャンル ~直感を疑えシリーズ2

未熟な直感を疑い受け入れない ~直感を疑えシリーズ3

知覚が直感を限定する1 ~直感を疑えシリーズ4

それから以前に書いたこんなシリーズ。

【直感シリーズ】

 直感力を磨く「五感の高み」
直感で分かる人々
直感と感受性 直感シリーズ5

 直感と直観の違い
直感を意識的に使って磨く
直感を見つけ出す
使える直感を知る

最終的な話が、最初から話題それるのだけども、直感を磨くのに思考を磨くのは必須です

もうちょっと言うと五感を磨いたりすることも重要なのだけど、ややこしいのでここでは省略。

直感的に分かった物事というのが、一体何を指すのかわからない・・・ということがあり得ます。

例えばビジネス的直感で、ある会社に入った瞬間にこの会社はうまくいかないということが分かるとして、

でも、その原因が売り上げにあるのか、財務にあるのか、社長の経営方針にあるのか、従業員のやる気にあるのか、

どのような物事が、どのように影響を与えるのか?ということがわからなければ

「んーなんか、このままじゃやばいっすよぉ」

で終わってしまいます。

思考を磨くとか、五感を鍛えるというのはつまり、知覚枠を広げるということです

ビジネスのまずさが、営業にあるのか、マーケティングにあるのか、経営方針か、従業員かということを特定できて、

かつその相関性と問題のポイント、解決方法まで分かる・・・・というのが使い方としてはベター。

とはいえ、その使い方に慣れて法則になってしまうと、

これがたちまちのうちに知覚枠を狭くする確信となって、直感が限定的に使われるようになってしまいます。

で、知覚枠を狭くする原因にまた立ち戻るのだけども、ここでは一気に4つ書いてしまいます。

この4つに当てはまる直感の使い方をしている場合、その直感は疑う余地がある・・・ということになります。

集中

ルール

ステレオタイプの思い込み

うまくやろうという慎重さ

簡単にひとつずつ見てみます。

集中は文字通り視野を狭くします。

知覚が広くても、集中している物事のときに直感が限定的に使われている可能性が出てきます。

社会的ルールや教育的ルール、それから文化的ルールなどはやはり知覚を限定します。

例えば「女性は料理ができなければならない」という前提で使う直感は必ずその方向で働くようになります。

ステレオタイプの思い込みというのは、例えば「ブロックは取らなくてはならない」というようなことです。

学習や思考を広げることで、逆に知覚が狭くなり(確信を持つので)、直感が限定的に使われるようになります。

うまくやろうという慎重さは、確実性を重視します。

確実な物事に視点が動き、知覚が狭くなることで直感が限定されてしまいます。

知覚を狭くすることで直感の信憑性が疑われるのは、まだ他にもケースがあると思うのだけども

直感を売りに仕事をしたり判断を下している誰かや、そして自分に対して、

健全で適切な疑いを持つことができるようになると、逆に直感の精度が高まるようになります。

既にこの疑い網に引っかかる直感と、クリアする直感の差を、自分で確かにつかむことができてくるからです。

疑い網をクリアした直感は確実に近い答えです。

全体的な直感の正解率が低くても、疑い網をクリアする直感が何かを知っておけば

正解を導く可能性は飛躍的に高くなります。

というわけで、直感を疑えシリーズ最終でした。

特に知覚に関しては、来年もっと体系化して強み発掘家養成講座なんかに入れたいなぁと思っています

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