自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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組成させる02〜偶然を科学する


【組成させる】
 01〜我が世
 02〜偶然を科学する(この記事)
 03〜蟻塚と月海のこと
 04〜創発
 05〜トータルコンポジション
 06〜3つのTC(トータルコンポジション)
 07〜子供が成長し傷が勝手に治る(自己組織化)
 08最終〜存在連合軍


組成というのは簡単に言えば
人生が複雑に作られていく模様のことです。
作る、ともいえるし
作られる、ともいえる。

前回の我が世に続いて、最初に重要なのが
今回の偶然についてです。

「全ては必然」という眠たい言葉が
なぜ眠たいのかは本題からソレソレなので置いておくとして

偶然というのは本気でまったく予想がつきません。

それどころか、
起こった後にすら見逃して終わることすらよくある。
自分のことなのに。

偶然を扱うことができるということが
組成には深く関わっています。

一番簡単にできることは
必然だと思っている偶然を改めることです。

「こうすればああなる」と思っていることの
ほとんどが偶然の産物だったりします。

うまくいけば偶然。
こうすればああなったのではなく、
たまたまそうなっただけ。

必然ではないことを必然とすると
当然、組成はうまくできません。
つまり、
自分の我が世が事実とはかけ離れた
気分や思い込みのものとして作られることになります。

2つ目に考えることは、偶然には傾向があるということ。
自分の偶然が何か?に目を配ること。
自分の組織の偶然が何か?に目を配ること。

いい傾向と悪い傾向がある。
どちらも知る必要がある。

偶然は、その物事が起こってからしか気がつくことができない。
だから偶然は
過去のことであり予測がつかない。

起こった偶然を見るとき、分析してはいけない。
何が偶然起こったか?という結果としての事実だけを見る。

そういうことが起こる、
そういうことがよく起こる、
ということを知っておく。

そして最初にやることは、偶然いい傾向や悪い傾向が起こったとき
どのように対応する自分(たち)であるかを組み立てる。
これはリスクマネジメントではない。
偶然を我が世と組成に組み込む。

3つ目は偶然が起こるように物事を組み立てること。
偶然に慣れ、
偶然の傾向をつかみ
偶然をマネジメントできるようにする。

必然で物事を組まない。必ずうまく行く方法で自分を進めない。

自分が得意とする強みや必然で上手く行く方法を組み合わせる。
組み合わせによって生まれる偶然に注目する。
これが最も簡単に偶然を起こすことができる。

新しいことを行ったり、新しいことを既存の物事に組み込む。
これも割と安全に偶然を起こすことができる。

それに慣れてきたら、次は

イレギュラーをわざと自分に組み込む。
今までにやったことがないこと。
特に興味がないこと。
やればうまく行かないとわかっていること。
わけのわからない行為。
その人に任せてはいけない、またはどうなるかわからない人にお願いする。
ほしくないものを買う。
継続できないとわかっている経験にお金をかける。

偶然を扱うことに慣れてきたら
その偶然がどのような今までにないものを生み出しているか
フィードバックによって知る。

我が世にまつわる偶然が、
実際に何を生み出したのか?
ということを知る必要がある。

でなければ、ただのスリリングな遊びでしかない。
気分であり、趣味であり、
我が世を作るのではなく、内的欲求を満たすことでしかない。

偶然により我が世に生み出された産物を
今後どのように扱って
次の偶然を生み出すか?
次の必然を生み出すか?
にトライする。

これが組成のもっとも大きな条件になる。

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