自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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組織が夢や希望を語って没落するメカニズム


この時間になってコラムひとつ書くぐらいには調子が「ある」ので書く。
さっきのまりぽんの月9記事連動。

夢を語るのはベンチャーにありがちなんだけど
かくいうオレもそれで失敗しているんだが、

組織のTOPが夢や希望を語ると、
・・・・もっと悪いことには欲求を指針にし出すと
組織は没落する。

夢や希望は10語って1も達成できない。
どんなに熱い想いを持っていても、
どんなにそのために一生懸命頑張り努力しても
どんなに知識を身につけて人を勧誘しても

夢や希望という時点で失敗要素が満載にある。

まず、TOPの過去の満たされない感情が指針になっている場合
もうこれは絶対に達成できない。
できたとしても没落する。
このあたりのメカニズムは長くなるし
今までも書いてきたことなのでサクッとスルー。

本気の夢や希望なら正当にたちが悪い。

夢や希望があるということは、
必ず
それはまだ達成されたことがない
ということになる。

既に達成されているなら、それは現実であり過去であって
未来を示唆する夢や希望にはならない。

誰にとっても、どのような場合でも
やったことのないこと、今まで経験のないことは
その人にとって最もうまくいく確率が低いという意味で
夢や希望の大半は達成されないまま終わる。

だから夢や希望を語るときに必ずワンセットでイメージできるのが
頑張りや、諦めない、避難されても負けない、
などのマイナスの回避的発想
そんなものを使わなければならない時点で
もううまく行くなんて到底思えない。

これはビジョンを考えるときと似ている。
【関連記事】ネガティブ・ビジョン

組織は、ひとつの目的に向かってみんなが進む集まりで
そのTOPが、確率が低く達成しにくいことを指針として掲げると

最初はみんなのやる気と想いを喚起し
うまく行きにくいが、諦めない連帯感を生み出し
やってもやっても上手くいかないので脱落者がではじめ
それでも頑張るヤツらが連帯し、組織が二分され
(成果の取れない)行動を良しとするグループと、批判的なグループに別れる
そのうち人が去りはじめ、
達成されない夢から覚めて現実路線に方向替えするしか亡くなる

TOPは最初からできることを掲げる必要がある。
誰しもできなければやる気をなくす。
できれば、次に進む原動力になる。

できることが示せるようになったら
できるかどうか未知の、半歩先を示す。
それもできるようになったら1歩先を示し、
2歩、3歩と歩幅を取るようにする。

これが確定した未来を得ることができる
組織のあり方で、
勢いややる気には頼らない。
頼ると長距離は走れない。

最初から夢や希望を語らず、
そういうものは後でいくらでも変わり得るということを知り
できる人と、できることを、できるように進める。

これが組織のあり方で、
TOPの役割になる。
それができないTOPはいずれ破綻するやり方をやっているという意味で失格だし
今現在うまく行っているとしたらラッキーだという自覚を持った方がいい。

そうして消えていく一発屋は腐る程いる。

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