自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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能動の確率を知る それも短期と中期


能動についてものすごい勘違いが横行しています。

目標を定めてそこに向かうとか、
まずやる、とか
狙う前に撃つとか
とにかく頑張ってできるまでやるとか
決して諦めないとか

全部体育会系じゃね?

能動をするということは
自分から外の世界に向かって働きかけを行えば
うまくいく、ということです。

だから能動はどんな場合も当たり前なんだけど
うまくいくとわかっていることに対してより使われます。
能動の一番大事なことは
うまくいくことだけを
積極的に、自発的に、結果が取れるまでやるということです。

ところが、何でもうまくいくとわかっているものばかりではないので
そういう場合には能動の手順があります。

うまくいく、というのは確率が高いということです。

うまくいくかどうかわからないとき
確率が高いのか低いのかがわからない。
だから、
数を打つことで確率が高いか低いか実験します。

つまり能動の一番最初は数を打つという方法です。

数を打ち、結果に対して
確率が高い対象や
確率が高い方法や
確率が高い時期が見えてきたら
そこに能動を集中させます。

なので、いつまでも数を無作為に売っているのは
能動ではなくただの阿呆です。

だから、確率が高い能動が何か?ということを
理論的にでも感覚的にでも知って、実行する人は
能動で上手くいく人であるといえ、

ただ闇雲に体力尽きるまで数をやって
やっていればいつか必ず確率論的にうまい結果になることもあるので
「ほら、やった!」言っているのはダメな人です。

ということは
確率高くするための自分に合った方法を採用する必要があります。

人をマネて完コピでやるのか、
数字を取って行為と結果の確率を検討するのか
直感を使ってフィードバックしてみるのか
とにかくできるまでやってみて感触をつかむのか

その人に合った、その人の速くて確実な方法というものが必ずあります。
能動が得意な人は、必ずこれをやっています。

そうして能動の確率が高くなり、結果を出せるようになると
「この道はこうやればいい」という自分なりの筋道が立ちます。
(ただしこれは自分の方法なので人に言っても通用しない)

ところがその方法は短期的にうまく行く方法ではあっても
中期的に上手く行く方法ではなかったりします。

例えば
こういうタイプの人は契約しやすい、と能動営業でわかっても
実際にサービスを受けてから半年で
クレームを出したり返金を求めている人が大半なら
中期的にはうまくいっていない、ということになります。

たとえば最近僕は20人ぐらいの人に対して
仕事をお願いして16人の人がその仕事を受けてくれました。
80%の確率で上手くいった!・・・・というのは短期の成功で
その仕事を上手くこなして成果を出してくれるかどうかは
中期的にフィードバックしてみないとわかりません。

その仕事のうまく行く率が20%なのだとしたら
企画をスタートしたこと自体が無駄足になってしまいます。

そして。
確率の高い能動も、「すごく上手くいっている」なら
それがまた、自分の行動を制限して狭めるポイントになります。
うまくいっているのだからいい、という心理を喚起します。

上手くいっている物事だけに頼ると
いつか必ず破綻します。
これも中期の結果になります。

だから、短期の成果を導く時点で既に
「短期の確率を下げるかもしれないような、
それを入れると一体どうなるかわからない」

というイレギュラーを組み込んでおきます。

それが今までにはない予期せぬ成功を生み出したなら
これからの能動に加えて進め、

失敗に終わったなら単純に失敗の事実を受け止めて
また次同じことを行います。

イレギュラーも何度も入れておけば
確率論的に予期せぬ成功を生み出すからです。

これをやっている人が真のTAです。
当然TAにも、上手くできている人とできていない人がいます。

ただの猪突猛進、
失敗を完全にないことにして顧みず
ただ踊り続けるのはサルです。
TAではありません。
または劣悪なTAでしかありません。

受動にも注目するべきポイントがあるように
能動にも基本中の基本としてここに書いたことがあります。

能動を行動力がある自分の正当化に使わないことです。

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