自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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自分を周辺視野で見る


自分の運び方であり、組織の運び方のことです。

自分というのは、自分自身だけで
何かが運ばれたり、
考えたり行動しているのではない。

周囲を含めての自分、としてのあり方になる。
だから環境が変われば人が変わるし
付き合う人が変わると考え方が変わる。

その意味では本質的に

内面を変えれば自分が変わるというのは
ウソではないけど明らかに不十分。
自分の努力だけで頑張ろうとするのは明らかにムダ。
人のせいにするのはどうかと思うが
半分ぐらいは本当にそのとおりだったりする。

自分をよく考えるときは、
自分の内面をよく考えると共に、
外の世界で自分を作っているものは何か?
よく考える必要がある。

簡単に言えば環境で、
具体的に言えば関わる人の関係性とも言える。

誰に、どのように、何を支えられ
メリッをを享受して
デメリットの影響を受けているのか?
ということが
全ての人に言える。

なのに多くの人がそれが何か?に注目しようとしない。

強みと同じで「それは自分の力ではない」と思っている。

自分自身は、
自分が内側に持っているものを
正確に認識して自覚すること

自分の外の世界でどのように支えられているか
を具体的に認識して自覚すること

両方で作られている。

誰がどのような力を貸してくれるか
やってくれるか
頼りになるか
観察してくれるか
アドバイスしてくれるか

誰がどのように足を引っ張るか
つぶそうとするか
ネガティブキャンペーンを張るか
監視しているか
善人ヅラでもっともらしいことを言うか

の全てが自分の力としてその後に影響する。
他人の力ではなく、
自分の力として働く。

周辺視野というのは、

集中してモノを見るときに
集中しているモノがクリアに見え
その周囲がぼやける・・・という
人が普段行っているものの見方ではなく

全体を少し遠目で
焦点を一点に集中せず
全体に視点を合わせぼんやりと見る
という、視野の持ち方のことをいう。

集中していては見えなかったものが
全体を一気に見ることで見えてくる。

これを自分の外の世界を作っている
人の関係に当てはめてやってみる。

自分を含まない、
自分の周辺で
傾向や流れとしてどのようなことが起こっているか?

自分を含まないが、
自分自身のこととしての全体を
周辺視野で見る。

好ましいことや
好ましくないことが
四六時中起こっていることがわかる。

そしてその傾向は
人が変われば変わる。

ある人にとって周辺の人々が落ち目になる時期があるのに対し、
別のある人にとっては周囲の人が総合的にうまく行く。

そして周囲が上がろうが下がろうが、
必ずしも自分もそれに応じて上げ下げするわけではない。
ただし、影響は受ける。

周囲の特に関わりの深い人に
示し合わせたわけでもないのに
多くの人に同じような傾向が見えてきたとき

自分は自分を上手く運ぶために
対応しなければならない。

反抗してはならない。対応する。

周囲が軒並み、おかしな方向に動くときは
関係性を見直して古い人と別れ、
新しい人と組み直すときかもしれないし

周囲の多くが自分を守ったり正当化する方向が見えたら
飛躍を目指すのではなく
まずやることはその状態で上手く運ぶベストを採用する。
周囲を変えようとしたり、説得してはならない。
周囲が味方ではなく、例えばライバルや競争相手がそうなら
自分だけがイノベーションを行う。

周囲が絶好調でイケイケになっているときは
自分がそこに乗らなくても放っておけばうまく運ぶ。
その状態に合わせて見過ごされているリスクに手を打つ。

周りと反対のことをすればいい、と言っているのではない。
周辺視野を用いてよく観察しながら
合わせるべきを合わせ、
逆側が必要なら手を打つ
ということを言っている。

多くの人が、自分の周辺からこれを行わず
マスから行い、失敗する。
新聞やネットの流行に自分を合わせようとする。

前提がかなり間違っている。

自分の周辺・・・つまりこれが組織になるんだが、
そこからスタートして
全体としての自分が今どのように動いているか?
をよく観察する。

それに対抗するのではなく、
応じて次の手をひとつひとつ丁寧に打つ。

これを先駆という。

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