自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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自律神経の中の交感神経を活性化したい?


2011年5月29日の記事再アップ。


たとえば医者にこんな相談をする人がいるとして。

あのですね、仕事が忙しいのですよ。人が僕に期待をしていて、会社からは認められて良いポジションを与えられ、お客にも日々喜んでもらっています。仕事をやればやるほど、やりがいと満足感を感じ、給料もいいし、何より同僚が素晴らしく協力的で部下にも恵まれています。お客からの感謝や励ましの声もあります。仕事上の課題はまだまだ多いので、もっと力を発揮するために強みを生かし、周囲の人の強みも発掘してその力をうまく使うこともでき、自分たちでやらなくてもいい分野はアウトソースにまわすこともできました。この調子で今年は既に3つのプロジェクトを成功させ、売上も順調に伸びています。仕事はこんなふうに忙しいのですが、まだ時間的には余裕があります。やる気もあります。効率化をする余地もあるし、まだまだ人の強みを生かしてうまくやれると思います。でもやはり自分が努力するということは大切なことなので、最近最新の知識を導入して副交感神経の動きを鈍らせ、交感神経を活性化させることに成功しました。先生は、これ以上僕がどのように頑張れると思いますか?交感神経をもっと活性化させてくれませんか?

・・・・あの~・・・休もうか

先生、僕の話をちゃんと聞いていましたか?交感神経の活性化の話が、患者としての僕が求めている成果なのです。もっと良く働き、もっとチームワークを高め、もっと稼ぎも増やし、もっと強みを生かし、能動的かつ積極的に動いて後輩に背中を見せ、会社の売上を上げ、自分のキャリアを積み、毎日の気づきの中で成長し、より多くの人と関わり合い、できれば社会世の中に貢献する自分としてもっともっと自分を生かすために今は交感神経を活性化する話をしているのですが!?

・・・・副交感神経働かせた方が良くね?

まぁつまりは、大なり小なりこういうことがよく起こっているということです。

そのもっと上手くやってやろうという気持ちが間違いだったりします。
実際の行動として、交感神経ばりばり刺激してやりまくる、というのも間違いだったりします。

間違った前提に基づく、間違ったやり方。
つまりはやってもやっても上手くいく日は来ないということです。
物事の考え方そのものに誤りがあります。

頑張るとか、努力するということは、もうそれが
頑張り努力しなければできないという超苦手な分野をなんとかやってやろうとしている、
そんな自分ってエラくね?みたいな勘違いです。

または、頑張らなくてもできるのに、努力しなくても大丈夫なのに、
やるからには人の目もあるし、頑張った方が良くね?みたいな思い込みです。

交感神経を働かせたら、副交感神経を働かせる。(無意識だから勝手にやるんだけど)
これでワンセット。両方そろって自分的に完璧。
ガンガン行くだけでは何事も上手く行きません。

平たくいうと・・・
・・・・あの~・・・休もうか
ということ。

とか考えると、実際のところ五勤二休って必ずしもベストではないかもしれない。

なんで休むのか?というと、その方が上手くいくからに他ならない。
短期的になら1週間ぶっ通しで働いた方が成果があがることもあるかもしれないけども、
それだって、要点要所を押さえれば7時間ぐらいで済むことかもしれない。

動くこと、頑張ることの効能は教育によって教えられるけども、
動かず脱力して得られる成果のことは誰も教えてくれません。
まして、頭を使って要点要所を押さえるとイケナイことをやっている気にすらなる。。。

いかに動くか、どのように運ぶか?ではなく、
いかに動かずに成果を導くことができるか?に注目してみる。

ほとんどの物事が(全部ではない)あまりにも簡単に進み、
自分で自分を難しくしていたということに気がつくはずです。

僕なんか仕事上では、いかに自分でやらないか?ばかり考えている。
ま、これってマネジメントの特性なんだけども、
そういう特性を持っていない人は、いかに自分でなくてはならない仕事以外をやらないか?でもいいと思う。

そこに知恵と行動と、全勢力を投入すると自ずから物事は上手くいきます。
なんでそんなことが言えるのかというと、
自律神経系は自意識を入れなくても、交感神経と副交感神経がバランスよく機能していれば
体の機能は上手く維持されて回っていくでしょ?という話です。

「やる」んじゃなく「なる」方に注目する・・・ということです。

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「するようになる」から「なるようにする」へ

自律神経系とは ウィキペディアから

交感神経副交感神経 の2つの神経系からなり、双方がひとつの臓器を支配することも多く(二重支配)、またひとつの臓器に及ぼす両者の作用は一般に拮抗的に働く(相反支配)。交感神経系の機能は、闘争か逃走か(fight or flight)と総称されるような、身体的活動や侵害刺激、恐怖といった広義のストレス の多い状況において重要となる。>>全文を読む

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