自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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行動しないことの成果


東京でも、ここ大阪でも、最近よく耳にするのが行動しないことによる成果の話です。

行動することによって何かしら成果を打ち出していくという話は実際によく聞きます。

聞くまでもなく当たり前であったりします。

ところが、実際には行動することでどんどん間違いのスパイラルにはまっていく人がいます。

それも数多くいます。

しかも気がつかないままに進みます。

   ねずみは、目的の場所に食料がなければ、次の別の場所を探そうとします。

   アリもそうです。学習します。

   人間は、ややこしいことに大脳新皮質が発達しているために、

   やり方、方法、努力などの手段によって、必ず打開できると信じています。

   勘違いです。

「行動しなければ!」と思って動いた物事は大概失敗します。

特に不安焦りが二大キーワードで、

自分の過去の経験を振り返り、不安と焦りからうまい成果を導き出した経験を思い出してみます。

そうすると、そんなものはないか、ほとんどない、ということがほぼ誰でもわかります。

「行動しなければ!」という考え方そのものが幻想です。

そもそも成果が何かということが考えられていないし、

行動しなければ!と気合を入れなければ到底できそうにないということに取り組んでいる様子がありありだし、

素早い行動こそ成功への秘訣、というような勘違いルールを持っている人は

自分の頭で考えずに行動してしまうことがよくあります。

行動は、自分の不安や心の不整合を避けるために行うことがよくあります

こういうパターンを持っている人は、

行動しないという選択をやってみることです。

気持ちや精神状態は、これまでやったことがないことにトライしてみることや

そもそも不安をそのまま放置しておくようなニュアンスがあるので限りなく不安になりますが、

その気分を上回る大きな成果を得ることができます。

まず、今まで一通りのパターンしかもっていなかったところに、

第二の方法を得ることができます。

どのような正しい理屈であれ(正しいからこそ)一通りのパターンは可能性を狭め、

自分を追い込むことがあります。

自分の可能性を開くためのもっとも簡単な方法が行動しないという選択になります。

次に、結果を比較することができます。

やめてみるだけで、何もしないだけで、うまくいくことが実際にあるという経験を積みます。

その結果、うまくいくために適切な方法は何か?という視点を持つことが可能になります。

最後に、長い目で見ると気分に左右されることがなくなっていきます。

行動しても行動しなくても成果に結びつくように考えられる。それが身についている。

余計な不安や焦りを感じるということ、そのものの必要性がなくなります。

いつも適切にやるとかやらないを選ぶことができるからです。

不安や焦りをあまり感じていない人には余裕があります。

その余裕を見て人は、余裕がない人と比べて安心や信頼を感じることができます。

身近な人の傾向も、来る話もすべてが変化するのはそのためです。

実際に個別コンサルティングをやっていると、

特に2回目3回目を受ける人にこういう傾向が顕著に現れています。

そういう人は次の課題になる内容もはっきりしていて楽だし、

何より明らかにうまくいくということが明確にわかるので

その差はやはり大きいのだなと、ものすごく実感するわけです。

「行動しない」ということのいいところを教えてくれる人はほとんどいません。

むしろ怠け者で、やる気がなくて、素直ではないなんて思われています。

そういった思い込みの世界で、行動しないことの良さを知っている人だけが

実際にうまくいっているということがよくあるわけです。

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