自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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行動と能力で測らないということ


こちらは2010年02月09日に掲載されたコラムです。

「信じない」「疑う」の違いを書くと言ったまま放置してしまっていますが、先にこっちを書こうかなと思います。

行動と能力では相手を測らない、ということ。

昔からトップセールスマンと知り合うこととか、知名度のある経営者と出会うことはよくありました。

今だと、ヒーリング系の凄い人や、強み発掘を商品として扱っていると、強み的にすごい人は山ほどいます。

その人の力と人格が異なるということはこれまでも書いてきた  けど、

それ以前に、行動と能力は人間そのものを判断する基準にはならない、ということを書いていこうと思います。

例えば売上全国NO1の営業マンがいるとして、それ自体はものすごいことであるのは誰の目にも明らかです。

経営者なら「ほしい」と思うだろうし、営業職にある人なら「すごい」とか「あこがれ」と思うはずです。

だけど、いち人間として見たときにその人がどんな人間かを、行動と能力で測ることはできません。

なので、素晴らしいはずの人なのに、なんだか合わないというようなことはよく起こります。

その理由はこちら側とあちら側にあって、

こちら側の理由は情報のイメージによります。

年収3000万円だと知った瞬間に多くの人は「何かが違う、素晴らしいものを持っているに違いない」と判断します。

が、冷静に考えれば分かるように、年収3000万円の人を横並びに並べてみると、

素晴らしい人もいれば、ダメな人もいるし、輝いている人もいれば不幸な人もいるわけです。

芸能人だから華やかであるとか、知名度が抜群に高いとはならない、ということでもあります。

特定の同じ条件の人が集まると、いろいろな人がいる・・・・というのは当然のことです。

これを行動や能力・・・・実績などが、自分の判断を曇らせてしまう原因になったりします。

あちら側の理由で見るべきことは、その行動や能力の発生源がどこか?ということです。

同じ、営業成績全国NO1だとしても、

気持ちよく自分を生かしてNO1であるのと、できない自分を否定して苦し紛れにNO1であるのとでは、

(どちらがいいとかいう問題ではなく)

その人が持っている背景や前提が違うということです。

僕はこのあたりを見るような視点を持つようにしています。

例えば、一番わかりやすいのは

自分の実績を聞いてもいないのに教えてくれる人は、

自己証明したい人で、認めてほしいという心理が背景にあります

そういう背景が実績という自分を、行動と能力によって作りだしたからです。


人に教えたがるという人
人の役に立ちたがる人もほぼ同じで、

行動や能力というよりは、知識・知恵とコミュニケーション能力で自分を承認してもらおうとする背景があります。

こういった背景にある心理のメカニズムは何も悪いことでは全然ないのだけど、

それを察知して心地よく思わない人が必ず出てきます。

そういう人が必ず出てくると、否定された感覚を持つことで自分の正しさを証明しなくてはならなくなります。

で、

さらに、もっと、実績を生み出すことに励むか(信頼構築)、アピールすることに励む(認知作り)ようになります。

乱暴にまとめてしまうと、信頼構築とアピールを、異常に重視している人の背景には

人に自分を認めさせなくてはならないという背景があります。

そういう人と相性がいい人がどういう人か?

というようなことを考えると、答えは決まっているのだけど、同じような心理背景を持った人になります。

凄いはずなのに相性が合わないというのは、心理背景が一致しないからです。

僕は行動や能力の凄さを聞いても、かなり「ふーん」で済ませてしまうので、

認めてほしい欲求が強い人にとっては、ある意味憎しみの対象になってしまうこともあると思います。

(別に憎まれてもスルーするけどね。それはその人の感情であって僕とは何の関係もないのです)

もし人としての背景を重視するのなら、行動や能力の裏側にどのような人間性が潜んでいるのか、

質問によって知る努力をする必要があります。

質問の方法とかスキルはいろいろとあってここでは書ききれないけど、

一番単純に核心に迫る質問は、3歳~5歳のお子様が良く知っている質問です。


「なんで?」

これは結構最強の質問で、相手を知りたい気持ちさえあればとても効果を発揮します。

相手が自分で知らなかった自分に気がつくことすらあります。

問い詰めたりほじくり返すような前提でやると反発を食らいます。

よくコーチングスキルで「なぜ?」ではなく「何(がそうさせた)?」と聞きなさいというのがありますが、

それでは核心にたどりつくことはできません。

相手の背景、中身、にあるものにたどりつくには3歳児のなんで?が有効で、有利な方法です。

その結果、相手の実績ではなく背景がわかったときに、はじめて仲良くなれるかなれないかが決まるわけです。

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