自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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許しが自分を不在にさせる 〜優しさ資質の習慣が自分を殺す件1


決断シリーズも途中なんだけど思いついたので併用。

4つある優しさ資質を生かす・・・ことで習慣になるとそれが自分を制約することがある。

今回は許しについて。

許しは相手が、自分が、

本来の自分を生かすような自分ではなくてもそれを受け入れ、待ち、

広い心で見守ることができてしまう優しさ資質のことで

許しがなければ世界は間違いなくサバサバ、トゲトゲする。

許しは優しくなければできることではなく、

そして人にとってものすごく必要なものでもある。

なので、この資質に優れている人は

許しをもって人に接する習慣が身に付く。

許しは受け入れる系の愛を必要として、

だから愛を発揮するので、

それが習慣になることで

その愛の具現化が定着して

自分でも気がつかないうちに

「そうしなければならない」という状態になる

そうしなければならないストレスや義務でなるのではなく、

ポジティブな感情と一緒にそうなることもある。

だから、許しに長けている人は

湧いてくる愛に溢れている人が多い。

そして、

だから

その習慣が自分自身を生かすことを阻害する制約条件になる

どんな習慣も偏れば自分の中心軸から外れる。

が、スムーズに自分を生かして中心軸から外れるので

「これこそが自分らしい道」と勘違いする。

許しの資質を存分に生かしている人は、

同じく優しさとして(対角線上に)ある厳しさ資質を失う傾向にある。

人はどちらも持っている。

自分がスムーズにできてしまう範囲や分野がある。

許しの資質に偏りすぎると、自分が本来持っている厳しさ資質が制限されたり抑圧される

自分の好ましい習慣によって、

自分自身の別の資質を制限し抑圧する。

自分を制限され抑圧されると、だれでもストレスを抱える。

ストレスを抱えると、それを解消するために

自分が得意でうまくできるものを伸ばして解決しようとする

この場合はさらに許しの資質を使うことで解決しようとする。

で、負のスパイラルに入る。

やればやるほど厳しさ資質はないがしろにされる。

むしろ、

「そんなに心が狭い自分は許せない」とか「克服しなければならない」とか

見当違いで的外れなことを考え出したりする。

自分自身がますます失われる。

許しの資質を持っていることは素晴らしい。間違いない。

それを生かすこともいい。じゃんじゃん生かすといい。

同時に人である以上、厳しさ資質を持っている。

自分が心の底から優しい気持ちがあるからこそ

厳しさ資質を使うときにはどんな時があるか?

に注目して積極的に使うことだと思う。

許しの資質に流されれば流されるほど、

厳しさ資質が闇に葬られる。

自分自身が持っている素晴らしいものにフタをすることになる。



許しの資質はどのように使われるのが効果的か、

厳しさ資質はどの場面で使うのが自分らしいか

その辺りを見失わずに優しい許しを使っていくと

自分が不在になることはなく、生かしきることができる。

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