自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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説得力のある正当化


受け入れたくない!というときに正当化がはじまります。
受け入れたくないというのは、過去から現在まで培ってきた自分というものを否定されたくないということです。
培ってきた自分の否定には、攻撃、拒絶、指摘、アドバイス、思いやり、ラブなどがあって、
必ずしもネガティブなものばかりではない。

自分の考え方、行為行動、感じ方、モノの見方を守ろう、防御しようそして
別の人の別の物事は決して侵入を許すまい!というのが、まぁ正当化なわけです。

防御線を張るために、逆に先に攻撃を仕掛け(相手の欠点を指摘するとか)て自分の受け入れない態度を示すとか
のっけから被害者になっているワードを連発することで、先に正当化するなどの
先制攻撃ならぬ先制防御することもよくあります。

そんな前のめりかつ積極的な正当化ではない、賢くしかも正しそうに見える正当化もあります。
こんな感じ。

そういう意見もあるよね
自分の考え方を押し付けるよね、といういかにも正しそうなフレーズ。
でも考えてみてほしいのだけども、もし歯医者が虫歯ですって言ったとき、それは押しつけではない。客観的、専門的事実の伝達。
でも受け入れたくないときにそういう意見もある化することがよくある。今までの自分を否定されたくないときに受け入れる前に拒絶する究極ワード。

ありがとう
と言っておけば、話を終わらせることができ、これ以上突っ込まれずにすむ。

ごめんなさい
と言っておけば、話を終わらせることができ、これ以上突っ込まれずにすむ。

なるほど、わかった、やってみる(実は全然わかっていないし受け入れる気がない)
と言っておけば、話を終わらせることができ、これ以上突っ込まれずにすむ。

理論証明
背景にある証明された物事を持ち出してくれば、相手が間違い自分が正しいと言える。
正しさを自分の正当化の武器に使う。社会性(処世術)や自分の感情を使うこともある。
相手に「これ以上突っ込まなくても、それも一つの生き方としてあるよな」と思わせる方法。

説得力のある正当化フレーズを聞いたときに、または自分で言ってしまったときに、
それは本当に自分の真実の言葉として使ったのか
それとも正当化して自分の何かを守ろうとして使っているだけなのか?
という質問をする必要がある。

正しさ、なんていうのはすぐに覆る。
社会的に時間が経てば基準は変わるし、科学的証明によって180度変わったこともある。

そんな大きなことじゃなくても、
知覚が広がるだけで今までの正しかったことが、単なる古い情報になる。

大事なことは自分を守ることではなく、
自分が培ってきたものが正しいということではなく、
自分の自尊心が傷つけられないことではなく、

本当に本当のことは何なのか?を問い続ける習慣と、
新しい情報をただ単純に受け入れる、受け入れてから選別するという習慣を身につけること・・・ということ。

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