自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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質問の前提〜本質を引き出す質問法01


【本質を引き出す質問法シリーズ】

質問の前提~本質を引き出す質問法01 (この記事)
最大の理由を選ばせる二択の質問~本質を引き出す質問法02


あーまた、シリーズ書いちゃったよ・・・・と、
まだ一行も書く前からヤな予感。
・・・・きっと完結できると思います!

では早速。

本当に本当のこと・・・・たとえひとつに限定できなくても・・・・を
引き出すための質問法を書いていきます。
これは質問法のセミナーでやっていることかな。

質問にも前提というのがあって、
前提が間違うと質問そのものが全て間違っていくことになります。

一番よく見かける間違った質問の前提は、
自分が理解、納得するために行う質問で、
なんでそれがダメなのかというと
ようは自分のこれまでの知識や経験、知覚に当てはめて
物事を判断しよう、脳内で筋道を通そうとするから
です。

なぜそれがいけないのかというと、
脳内変換が起こっているから。

相手(や物事)のありのままを捉えようとするのではなく、
理解、納得するために質問しようとする。
自分の言葉や概念に変換した時点で
それは最初口から発されたものと変わってしまいます。

そのスタンスは、はっきりと間違いです。

「理解できなきゃ前に進まないじゃないか!」
「納得するために聞いて何が悪いんだ!」
という考え方もあると思います。
というよりもほとんどの人がそう思うんじゃないかな?

理解や納得はなくても物事はちゃんと進みます。
車のエンジンの構造を知らなくても運転はできます。

最初から質問によって理解、納得を求めるのは
自分がわからないまま進めることの不安解消のためで、かつ
相手を信頼していない態度の現れです。

なぜ相手を信頼していないとまでいうのかというと、
つまりは
「アンタのいうことを鵜呑みにしてわからないまま進めたらリスクがある」
と言っているわけです。

最初から信頼によって結びついているのなら、
または初対面の人でも最初から信頼する気で接しているのなら
質問は自分の理解よりも、
相手が何を考え、感じ、持っているのか?に絞られるはずです。

自分の理解のための質問ではなく、
相手や物事の本質を知ろうとする質問になるはずです。

質問の前提は、相手の中にあるものをそのまま聞くということ。
そのためのキーワードは「なぜ?」です。

人によっては「なぜ?」と聞くと詰問調になるので
「何がそうさせた?」と聞いた方がいいという場合もあるけど
僕は「なぜ?」の方が直接確信に迫るのにいいのではないかと思っています。

本質を引き出す質問の第一は「なぜ?」です。

もちろん相手を詰問するためではなく、
自分の理解を促進するためでもなく、
相手がその発言をなぜしたのか?その奥底にはどんな考えや感じ方があるのか。
相手が本当はなぜそういうことを言っているのか?というのは
本人もわかっていなかったりする。
こちらもわからない。

その奥に何があるのかを探るための「なぜ?」というのが
本質へのアプローチ第一歩です。

例えば「人に役立つことができると思うから」という理由で何かをやっているなら
「なぜ、それが人に役立つと思うのか」
「なぜ、人に役立つことをするのか?」

という、相手の本当の答えに迫る必要があります。

さらにその答えに対しても「なぜ?」を重ね、
根源的な答えに行き当たることができると
やっと本質にたどり着くことができます。
その本質の答えが、相手も自分も知り得なかった本当の姿だというとき、
質問によって本質を明らかにする作業が終わります。

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