自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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2とジョーカーにはタイミングがあるのです

こちらは2010年02月10日に掲載されたコラムです。

大富豪、というトランプのゲームがありますね。あれです、アレ。

最初にカードが配られたときに、2やジョーカーが入っているとラッキーです。

そしてラッキーなあまり、とにかく急いで使おうとするのは・・・・アホです。

大富豪というゲームを知っている人そうだなと思うだろうけど、

多くの人はトランプではなく、

それが現実の自分の身に迫ることになった瞬間に、2やジョーカーを一刻も早く切ろうとしてしまいます。

早く出版して、早くメディアに乗って・・・・そしたらうまく行く、みたいな。

そのために理念と目標を持って、負けない力で進む・・・・みたいな。

いつの時代もそういう人はいなくならないのだけど、いつの時代も長い目で見ると必ず失敗してしまいます。

チャンス貧乏に陥っている人がたくさんいて、そのチャンス貧乏のみなさんは

「今この機を逃したらおしまいだ。自分はチャンスの前髪をつかむ人間なんだ」

あらなければならない強迫観念があります。

そしてチャンス貧乏のみなさんが捉える意味でのチャンスというのは、イコールホームランのことです。

カードで言うと、早く2やジョーカーを使う、ということです。

なんだけど、普通に考えてみるだけで、

いつもホームランを打つ妄想ばかりしているとか、いつも2やジョーカーを早速使うことばかり考えている人を見て

この人は成功するなんて思えるはずがない。

チャンス貧乏の発想そのものが、もううまく行かない前提条件を作っているわけです。

チャンス貧乏の背景心理には、焦り不安があります。

焦りと不安が生まれる多くの場合に共通しているのは、現状がダメだと捉えるものの見方です。

現状がダメなので、優位に立たなくてはならない。

現状がダメなので、一刻も早くチャンスをつかまなくてはならない。

なぜならチャンスはそう巡ってくるものではないから。。。

って、ちょっと待ってほしいのだけど、

現状がダメな時点で、現状をダメにしてきた自分がいるわけです。

そして、現状がダメになったのはホームランを打たなかったからではなくて、着実にヒットを重ねなかったから。

ホームランを狙っているその時点で、もう前提がガタガタです。

チャンスをつかまなくてはならない理由が、「チャンスはそう巡ってくるものではないから」ということなら、

その人(企業)はどれだけチャンス欠乏症なんだ?という話です。

そして、現状がダメダメなのに、巡ってくる確率の低いチャンスをつかもうとするなんて

そんなにうまく行かないことが約束されている方法を取ることに、一生懸命なのだとしたら

それはもう・・・笑ってごまかすしかありません。

チャンス貧乏脱出計画には、2つの方法があります。

ひとつは着実にヒットを重ねて、ヒットを重ねて、ヒットを重ねること。

ひとつが切り札を使うタイミングを待って、待って、待つことです。

着実にヒットを重ねるというのは、チャンスは毎日いくつも無数に来ているという前提があります。

ホームランボールが来ない。来たら狙う・・・のではなく、ヒットを打てる球を狙うという視点に変えます。

ヒットを打つと考えただけで、今まで対象外だったボールが小さなチャンスの連続に変わります。

そして、何事でもそうであるように、小さなことの積み重ねはゆるぎない力になります。

切り札を使うタイミングを待つというのは、2とジョーカーの使い道を考えるということです。

急いで使わない。勝てるように使う。

現実的な考え方だと、成果を出せるタイミングで使うということです。

ホームランはピンチで打つものではなく、チャンスで打つものでもなく、

目の前の現実としてホームランボールが来たときに打つものです。

この視点でやっていくことに慣れていない人は、チャンス資産ノートを作るといいと思います。

このノートにどのようなホームラン、三塁打、二塁打、シングルヒット、四球があれば

物事がうまく運ぶのかという方法論を書きこみます。


(つい、書いたものに目標を立てて頑張ろうとする気持ちは、ここでは無視しまくります)

たとえば、「アメブロオフィシャルになる」と僕が想定していたのは、ブログをはじめたかなり初期段階です。

まだ現実化していないものなら、単純に「出版する」というようなこともあります。

このチャンス資産ノートに書いたものは「それがあれば物事をうまく運ぶことに役立つ」ことだけ書きます。

そしてここが大事なところだけど、


達成しても達成しなくても良いということ
なのです。

物事を達成する視点で書くのではなく、まずは把握と理解するために書きます。


物事は材料と条件がそろえば、無理な力とか一生懸命という状態を使わなくても達成されます

ホームランを打つ力があれば、あとはホームランボールが来れば打てるとか、

2やジョーカーを持っていれば、あとはここぞというときに勝てるとか、そういうのと同じです。

最終的にホームランを打たなくても、2やジョーカーが残ってもうまく勝てればいいわけです。


(あ、ジョーカーは最後に出したらダメね)

だから自分にとっての大小さまざまなチャンスが何かを知っているというだけで、

あとはその条件がそろうのを待つだけでよくなります。

逆にいえば、条件がそろったものから着実に実績や成果を積み上げることができる、ということです。

これが、2とジョーカーにはタイミングがあるということです。

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