自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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TAだと勘違いする、ほんとうはBSのハナシ

4つのポジショニングセミナーで
BSは「分かりやすく言えば事務」と言っているので
事務が苦手ならBSではない!
と言うような乱暴な解釈があるみたいです。

一方対角線上のTAは、
「とにかく行動力で示し」「大雑把ならTA」みたいな
これまた乱暴な切り口があるみたいなので
ここではっきりと説明しておきます。

TAとBSには共通点があります。
どちらも
ルールに従って動きます。

TAは自分のルールに従って動くので自由に見え
BSは他人のルールに従って動くので組織的に見えます。
実際にそういう部分もあります。
ありますが、

TAが自分のルールに縛られてあまり行動的でない場合や
BSが他人のルールを自分の都合のいいように当てはめて
かなりリズミカルに動く、ということが
たまに・・・ではなく、しょっちゅうあります。

不自由だからBS、自由だからTAということには
全くなりません。

TA、BSを見分けるひとつの方法として
この自分ルール/他人ルールを見るといいと思います。

どうもTAは外に出て中には入らず、
BSは人のいる場所には決して出て行かない
というイメージがあるようです。

誤っています。

ダメなTAは、自分が慣れている行動しかしません。
広がりません。
良いBSは、自分のできることの範囲を拡大します。
まずBA、TSから進出し、TAもできるように試みます。
全て着実に行います。
そのため自分の行動を行かせる場所に積極的に出ます。

外に出ているかどうか、活発かどうかで
TAかBSを測ることはできません。

良いBSは、外の世界にあるルールをたくさん習得します。
その中でどのような場面で、どのようなルールに従うと
物事がうまく行くのか?ということに聡くなります。

自分を働かせる場所のルールを知り、
どの場所が活躍できるか、伸びるか
ルールに照らして判別します。
そして一度その環境に身を置いたら
ルールを自分のために賢く使っていきます。

場所によってルールが異なるので
人からは臨機応変に、
自分がうまく行く場所をハンターのように狙って
どんどん進出しているように見えます。
実際にはその都度環境に適応しています。

それが真のBSの活躍の仕方です。

良いTAはじゃんじゃん行動からスタートして成果を出します。
ところがひとりの人間である以上、
その人の個性に合った成果というものがあります。

フィードバックは苦手だからできなくても、
自分に合っていないものは成果が上がらないので
TAタイプの人の記憶の中からは消えてしまいます。

自分が上手くいったことだけを覚えているので
もっとうまくいくために、その分野にもっと力を注ぎます。

力を注いでいると予期せぬ成功などが生まれたり(BA)
人から協力されることが生まれます。(TS)
それも自分の力だと信じて行動を増やします。

そうすることで、
うまくいくためにはこうやればいいんだな、という
画一的なルールが生まれます。
自分ルールでありながら、BA、TSを含むので
そのルールを拡大して活躍しています。

つまり、端からは
BSがやっていることと同じことをやっているように見え、
実のところ、
本当にルーティンワークをやっていることになります。

この4つのポジショニングというタイプ分けは、
自分がどのタイプかを見分けてはしゃぐものではありません。

人はどのポジションも資質として持っており、
場面が変われば使う資質も変わります。
つまり、優位なポジションが変わります。

仕事ではTAだけど、家庭ではBSという女性は少なくないし
どちらも片方に偏っている場合もあります。

「あなたはこのタイプ」と言われれば
人はそれに依存して安心できます。
これは星座占いなどでも同じ。
で、そういうのには意味がない。

最初から全部持っているので全部伸ばそうとすることです。
大事なことは
各ポジションで自分は「具体的に何を持っているのか?」
ということを知ることで

どこのポジションに偏りがあるから
もう他のものは苦手と決めつけて
ここに頼ってやっていけばいいんだ!騒げるし
ということではありません。

自分を殺すような使い方をするなら
どんなツールを採用しても上手くいくことはありません。

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