01.3つの世界観と3つの生き方

卓越した接客者と素晴らしい接客者は住む世界が違う。見ているものが違い、考えていることが異なる。 卓越した接客者の世界は、真摯、個別化、成果の追求、の3つの事実から成り立っている。この3つが卓越した接客者が見る世界観になっ...

02.真摯さを形作るもの

卓越する接客者が住む世界の入口にあり、はじまりにあるのが「真摯さ」である。真摯さは、「まじめでひたむきなこと」や「清く、正しく、美しく」とか、単に誠実であることなどと考えられている。日本語の単語としてあまり使われることが...

03.ガチョウと金の卵の関係

ガチョウと金の卵の関係である、卓越した接客者と一流の顧客の関係は、必ずしも密接であるとは限らない。むしろさほど関係が深くないことも珍しくない。 ガチョウは金の卵を産み、金の卵はガチョウを産む。しかしガチョウはガチョウであ...

07.本質を追求すること

本質を追求しようとして何かを行う卓越した接客者は実はいない。彼らは2つの行動を身につけていて、それが結果として本質の追求につながっている。2つの行動とは「マルコポーロのように行って、見る」と「氷山の下を調べる」ということ...

08.感性を磨く

正直、感性の磨かれた接客者は恐ろしい。彼らは頭の中を読んでいるのではないかと思うほど、考えていることやニーズを特定する。お客が自分では気づいていないことさえ明らかにしてしまう。 感性はしかし、超能力や霊能力ではない。イン...

09.3つの感性の特徴

3つの感性のうち直感は、イメージが浮かぶという視覚により近い感性である。「見た」ときに「わかる」という感覚があり、実際に見えたかどうかは別として見た感覚で「わかる」。おでこ付近の脳の部分を使っていることがわかっている。 ...

10.強みの発揮を支えるもの2

通常接客の仕事では、同僚は自分と同じ仕事をする。しかしその中でも役割分担はある。 同僚が強みを支える一番大きな理由は、弱みをカバーしてくれることにある。強みは弱みのカバーがなくては上手く発揮されない。または、もっと基本的...

09.強みの発揮を支えるもの1

強みの発揮を可能にし、土台として支えるものは5つある。 仕事、お客、道具、同僚の4つは接客者の外の世界にあり、「仕事」「お客」が欠けると強みは全く発揮されない。「道具」が必要な接客であれば「道具」がなければやはり強みは発...

08.強みを掛け合わせる

強みを発掘し、発掘された強みを実践する。強みを上手く発揮するために、弱みをカバーする。 しかしそれだけでは、かなり素晴らしい接客者になることができても、卓越した接客者にはもう一歩遠い。素晴らしい接客者は、何も能力だけを使...

07.弱みをカバーする

弱みがカバーされなくていなければ、接客者は強みを生かすことができない。なぜなら弱みは克服することができないからである。もちろん大きな努力をし、正しい知識と方法を身につけ、実践方法を的確に教えてくれる人がいれば、ある程度は...

06.発掘した強みの奥にある強み

発掘された強みは、それだけではどのような意味があるのか良くわからないものもある。意味は十分に良くわかると思うものであっても、実はその奥にもう少し深い強みが眠っていることがある。 ある女性経営者は、彼女が若い頃OLをしてい...

05.強みを発掘し生かす

ここまで、能力を軸とした素晴らしい接客と、強みを軸とした卓越した接客の特徴との違いを見てきた。強みがどのようなものであるか、およそのイメージはついたのではないかと思う。ここからは、強みが何であるのかをもう少しはっきりと知...

04.卓越した接客者個人の特徴

卓越した接客者に仕事もプライベートもない。これは素晴らしい接客者が仕事とプライベートを分けることとは様子が違う。なぜ卓越した接客者が仕事とプライベートを分けないかというと、強みの特徴にその理由がある。 強みというのは「で...

03.卓越した接客者の強み

素晴らしい接客者が仕事をスタートラインとして能力を目的とするのとは違い、卓越した接客者は強みそのものがスタートラインとなる。強みを発揮する目的は「仕事の成果」にある。 素晴らしい接客者  仕事→能力卓越した接客者   強...

02.素晴らしい接客者個人の特徴

素晴らしい接客者は個人として 傾向が強い。 メリハリをしっかりとつけ、両方に対してけじめをつける。もちろん仕事に対しては強い責任感で挑む。 しかしプライベートにまで仕事を持ち込み、仕事のことを考えて休日を過ごしたいとは思...

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