10.強みの発揮を支えるもの2
通常接客の仕事では、同僚は自分と同じ仕事をする。しかしその中でも役割分担はある。 同僚が強みを支える一番大きな理由は、弱みをカバーしてくれることにある。強みは弱みのカバーがなくては上手く発揮されない。または、もっと基本的...
通常接客の仕事では、同僚は自分と同じ仕事をする。しかしその中でも役割分担はある。 同僚が強みを支える一番大きな理由は、弱みをカバーしてくれることにある。強みは弱みのカバーがなくては上手く発揮されない。または、もっと基本的...
強みの発揮を可能にし、土台として支えるものは5つある。 仕事、お客、道具、同僚の4つは接客者の外の世界にあり、「仕事」「お客」が欠けると強みは全く発揮されない。「道具」が必要な接客であれば「道具」がなければやはり強みは発...
強みを発掘し、発掘された強みを実践する。強みを上手く発揮するために、弱みをカバーする。 しかしそれだけでは、かなり素晴らしい接客者になることができても、卓越した接客者にはもう一歩遠い。素晴らしい接客者は、何も能力だけを使...
弱みがカバーされなくていなければ、接客者は強みを生かすことができない。なぜなら弱みは克服することができないからである。もちろん大きな努力をし、正しい知識と方法を身につけ、実践方法を的確に教えてくれる人がいれば、ある程度は...
発掘された強みは、それだけではどのような意味があるのか良くわからないものもある。意味は十分に良くわかると思うものであっても、実はその奥にもう少し深い強みが眠っていることがある。 ある女性経営者は、彼女が若い頃OLをしてい...
ここまで、能力を軸とした素晴らしい接客と、強みを軸とした卓越した接客の特徴との違いを見てきた。強みがどのようなものであるか、およそのイメージはついたのではないかと思う。ここからは、強みが何であるのかをもう少しはっきりと知...
卓越した接客者に仕事もプライベートもない。これは素晴らしい接客者が仕事とプライベートを分けることとは様子が違う。なぜ卓越した接客者が仕事とプライベートを分けないかというと、強みの特徴にその理由がある。 強みというのは「で...
素晴らしい接客者が仕事をスタートラインとして能力を目的とするのとは違い、卓越した接客者は強みそのものがスタートラインとなる。強みを発揮する目的は「仕事の成果」にある。 素晴らしい接客者 仕事→能力卓越した接客者 強...
素晴らしい接客者は個人として 傾向が強い。 メリハリをしっかりとつけ、両方に対してけじめをつける。もちろん仕事に対しては強い責任感で挑む。 しかしプライベートにまで仕事を持ち込み、仕事のことを考えて休日を過ごしたいとは思...
素晴らしい接客者は能力を使いこなす。素晴らしい書店員であれば「和食の本を探しているのですが」との問いかけに対して、お弁当のように手軽なものか本格的な日本料理を作るのか、図解が必要か必要でないのか、予算はいくらくらいなのか...